亀池弁財天と健康食品 2003年4月4日
通院している歯科医院近くに亀池弁財天がある。小さな弁天様で、小さな池に小さな朱塗りの橋が架かっている。先日はその弁天様のお祭りだった。地元の年寄りと子供たちだけの可愛いお祭りである。大通りから10メートル程の参道にテントが張られ、近所の人達が餅をついて参拝客に供していた。
弁天様のある大通りは弁天通りと呼ぶ。今は場末の商店街であるが、昔は赤羽一の繁華街であった。その頃は森繁主演の映画の駅前シリーズの全盛期でもあった。その映画の一つ「駅前商店街」で撮影に使われたのがその弁天通り商店街である。
先日、弁天通りのテナントの抜けた空き店舗で催眠商法をやっていた。中から「頑張るぞー」とシュプレヒコールが聞こえたので、中を覗くと年寄りたちが品の悪い若者に先導されて拳を突き上げている姿が見えた。入り口の看板には健康食品研究会と書かれている。最後に催眠商法の餌食になって、効きもしない怪しげな食品を買わされるのだろう。気の毒なことだ。
赤羽は桜が多い。しかし、上野のように大勢で花見をしていることはない。空き地の片隅に4,5人がかたまってひっそりと酒宴をしているだけだ。
昨日早朝、桜並木を車椅子を押して行くと、空き地で若者たち4,5人が酔っぱらっていた。深夜から朝まで飲み続けていたようだ。こちらは警察の規制が緩やかなので、そのような酒宴が開けるのだろう。桜並木の上に東京北社会保険病院がある。今は開院が遅れているが、近く開院するので、来年からは深夜の酒宴は無理になるだろう。
今日は母のペインクリニックで散歩はない。散歩をしないと母は小用が止まり気分が悪くなる。私も車椅子を押さないと、なんとなく気だるい。二人ともすっかり車椅子生活が体に馴染んでしまった。
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