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2006年10月10日 (火)

伯父の死とプログレッシブ変換   2003年9月19日

今日は暑さがぶり返した。そろそろ夏は打ち止めにしてほしい。
母は2ヶ月休んでいたので、赤羽自然観察公園での顔見知りたちが母に色々たずねる。母は隠さずガン治療を続けていて、体力回復のために一時退院したと答える。更に「もう90歳だから、ガンも風邪も変わりはありません。」と明るく付け加えると、みなはホッとした顔をする。壮年のガンは気の毒だが、90歳のガンでは皆ホッとするようだ。

母の長兄は92歳で肺ガンで死んだ。死ぬ寸前まで、毎日フイルター無しの「いこい」を数箱吸っていた。だから伯父は無理矢理にガンになったと言える。

伯父には家族が無かったので、私は僅かだが遺産の配分に預かった。私が57歳の頃で、その金でパソコンを買い、仕事もせずに数ヶ月、1日20時間は熱中していた。何しろ、夢がプログレッシブ変換で出て来て、夢の中でちょっとデータが重いなと考えているくらいだから、その熱中度は異常だ。今は高速回線が普通なので、プログレッシブ変換など目にする機会が無くなった。

母の兄弟ではガンは伯父と母だけである。父方にはガンはいない。伯父はたばこの吸いすぎ、母は輸血によるC型肝炎。共に理由のあるガンで、わたしのガン体質は弱いかもしれない。

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