50メートル巻きのラップを捨てた 2004年1月18日
買ったばかりの50メートル巻きのラップをうっかり床に落とし、使えなくなった。ラップの角が少し潰れただけだが、そこにラップの端が引っかかりラップを引き出せない。ガムテープを使った解決法があるがこのケースでは無理で、泣く泣く捨てた。だが必需品なので、昼食後赤羽駅前のイトーヨーカ堂へ行って20メートル巻きを2本買った。50メートル巻きは途中でトラブルが多く、使いきる前に捨てることが多い。
レジでラップの代金を払っていると、傍らに1年保証の懐中時計を980円で売っていた。
出がけに、腕時計の電池を替えてくれと母に渡されていた。デイサービスで昼寝の時に必要らしい。目覚まし時計を持って行くように言うと、重いから厭だと言う。時計売り場で、電池の取り替えは1000円と書かれていた。電池取り替えより懐中時計の方が安い。その上、文字盤が大きくて見やすいので買って帰ると母は喜んでいた。
だが、ガンが完治していない母に時計をやるのは複雑である。電池が持つ間、母が元気であることを心から願った。
このところ春めいている。風にも切るような冷たさはない。最近、つま先が痛くなるような寒さを経験していない。ズボン下や手袋とも無縁である。たまにセーターを着て母の車椅子を押すと汗をかいてしまう。
40年前、上京したての頃は寒かった。銭湯帰りの夕暮れ、濡れタオルを振り回して棒のように凍らせ、友人達とチャンバラをしてふざけたことがある。18にもなってチャンバラをしたことに呆れるが、当時の東京は今の仙台くらいに寒かった。
その頃、コロナの反射式ストーブが出て、驚異的に暖かく感じた。それ以前は、セラミックの発熱部で暖めるガスストーブが主力だった。これは火力が弱く、今の感覚では殆ど部屋は暖まらなかった。若者の木賃アパートでの暖房は炬燵が主だった。その頃買った赤外線炬燵が今も我が家にある。木組みがしっかりしていて、踏み台代わりにしてもびくともしない。当時、4500円で買ったが、サラリーマン平均給与が3万の時代だから、今思うとかなり高価である。
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