別れの挨拶 2003年10月24日
散歩中、母は顔見知りに会う都度、27日に駒込病院に再入院すると話していた。
前回の7月の手術の時は私の方が伝えることに熱心だったが、母は直ぐに退院するので話すほどのことではないと考えていたようだ。
今回母は暫く会えませんと話す。内心、万が一のことを思っているのだろう。話す相手の老人たちにも明日は我が身である。母が肝臓ガン手術のことを伝えると、老人たちは頑張って下さいと励ます。淡々と交わされる会話に深刻さは無く、静かで自然である。
最近、母の後ろ姿から生命感が薄れたように感じる。人一倍てきぱきしていた会話も反応がワンテンポ遅れるようになった。変わらないことを望んではいけないのだが、心の中では変わらずに元気に居て欲しいと願ってしまう。あと2日、赤羽自然観察公園へ連れて行く。退院後、再び訪れられることを切に願っている。
10月26日 月曜日
今朝は5時まで仕事をして、9時から母を散歩させた。
明日、母は再入院。私は疲労が溜まり、1日中眠い。気持ちの良い場所で、大の字に寝ころび、のんびりしたい。平日のディズニーランドの芝生も気持ち良さそうだ。名作映画を空いた映画館で見ながら居眠りするのも良さそうだ。
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