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2006年10月18日 (水)

便秘と下血    2003年12月19日

朝、母は便秘して下血した。下血は鮮血で、直腸にガン転移かと不安がよぎった。
9時開院と同時に家庭医へ電話を入れて車椅子で連れて行った。医師の診断は、母が自分でイチジク浣腸したした時、先端で直腸粘膜を傷つけたようだ。医師は手慣れた様子で素早く処置してくれた。直腸ガンの好発域は指の届く範囲にある。医師は慎重に調べ何もないと言った。
1月に駒込病院で術後最初の精密検査がある。その時、ついでに調べてもらうことにして、ひとまず安堵した。

便秘の原因は腹圧が弱すぎるか自律神経の異変が考えられる。鬱を改善する薬二種類、緩下剤、医家処方の浣腸器、降圧剤、等を処方して貰った。医家処方の浣腸器は挿入部が長く柔軟で安全な構造だ。その後、整形外科へ回り、神経ブロックの麻酔をしてもらった。

帰宅したのは1時、途端に母の腸は目覚めて蠕動し粗相した。急いで熱いおしぼりを多量に作り、防護眼鏡をかけて体を拭き、汚れたおしぼりはゴム手袋をして塩素水で洗った。
と書くと、大変なことだと同情されそうだが、一度経験すると後はたいして苦痛ではない。年寄りの介護の大半は食べさせることと排泄で幼児と似ている。粗相は頻繁に起こることではない。介護は苦にせず積極的に早く慣れれば楽である。
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直腸がんにつき、過去の参考記述。

昔、私は重度の癌ノイローゼにかかり、自分でできる診断は直腸診まで総て試みた。尾籠な話だが、コンドームを指に被せて触診するのである。直腸癌の好発域は指の届く範囲なので異常はほぼ掌握できる。その頃、医学書を買いまくっていたが、その中の記述に直腸癌の感触は陶器の糸底を触れる感じと表現してあった。ザラリとして硬い、なかなか言い得て妙である。

その時、ついでに前立腺の腫れ具合も調べた。直腸壁に隔てられて前立腺があるので、長期間、触診していれば何となく異常は分かる。しかし、素人がするには完全な方法ではない。私は病院嫌いでそんな馬鹿なことをしたが、異常を感じたらすぐに検診を受けるべきだ。殊に前立腺がんは、血液検査のPSAとよばれる腫瘍マーカーで診断出来るので気楽に受けて欲しい。

3年前、寒い作業場で野外彫刻を制作していた頃、前立腺あたりに不快感を感じたことがあった。排尿には異常はなく、まだ初期の前立腺肥大か単なる前立腺炎と推察した。それで、治療法を調べていて、ノコギリヤシのエキスに辿り着いた。これはよく効いて、1ヶ月程で不快感が消失した。

一番心配した前立腺癌は、かなり進行するまで痛みなどの症状はなくノコギリヤシはまったく効かない。ノコギリヤシで治ったからには前立腺症等であったのだろう。以来、ノコギリヤシは欠かさない。
しかし、これも前立腺肥大と前立腺ガンは同時に存在することが多いので、過信は禁物である。

ノコギリヤシは頭髪にも効く。頭頂は薄くなっているが年齢相応と思っている。しかし、増えるなら有り難い。
父は40前に髪はほとんどなかった。若い頃から私も父と同じ道を辿ると覚悟していたので、今の薄さに収まっていることを喜んでいる。父は前立腺肥大も抱えていて晩年、排尿に苦労していた。体質を受け継いでいる私としては、いずれにしてもノコギリヤシが有効であった。ノコギリヤシは日本では健康食品扱いであるが、欧米では前立腺の正規の治療薬である。

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