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2006年10月 6日 (金)

お神楽に三毛猫   2003年8月24日

病院の母から視力が弱ったからブルーベリージャムを持ってきてくれと電話があった。持病に緑内障がある。進行したのかとドキッとしたが、針に糸は通せるし、視野が狭くなったわけではないようだ。更に異常が有れば入院中なので直ぐに措置が受けられる。
母の眼圧が高くなってからブルーベーリーは欠かさない。そのおかげか、最近視野が改善していると眼科医が首を傾げていた。死んだ視神経は生き返らないが、弱った網膜を元気づける働きがあって、視野が良くなったのかもしれない。

行きがけにジャムを買って、猛暑の中病院へ出かけた。途中の御諏訪神社から神楽が聞こえた。お詣りに境内へ階段を登ると神楽殿で神楽舞をしていた。神楽舞いの被りものや衣装が見るからに暑そうである。日差しが照りつける神楽殿前の広場に観客は一人もいない。そこに私がやって来たので、楽士や神主たちは帰らないでと言った風情で一斉に私を見つめた。しかし、私は先を急ぐ。お詣りを済ますと逃げるように境内を出た。

赤羽駅近くのスナックの植木の脇に三毛猫が仰向けに寝ていた。手を胸元に揃え、両足は高く上方へ突きだしただらしない格好である。立ち止まりお腹を撫でてやると面倒くさそうに目を開けニャーとないた。植木影の地面は湿ってひんやりしている。ネコは涼しい場所を見つけるのが得意である。

切符を買っていると、「旦那さん」と隣の販売機前でまごついていた74,5のお婆さんが声をかけてきた。上野の松坂屋と浅草の松屋はどっちが行きやすいかと聞く。浅草は上野で地下鉄に乗り換えだけど、松坂屋なら御徒町からすぐだと答えた。場所が不案内の様子なので、吉池の先だけど知っているかと聞くと、大きく頷いて喜んだ。運賃は赤羽からは210円だと教えると更に喜んだ。「旦那さん」と声をかけられるのは最近ない。そのフレーズが懐かしかった。

近所の方が持ってきた母90歳の誕生祝いを渡すと喜んでいた。母のお礼の挨拶をデジカメの動画に撮って、明日、お祝いをくれた人に見せることにした。動画モードは35秒だがこの長さは程良い。

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