とりあえず、平穏。 2003年9月11日
母の一時退院。2ヶ月も入院していると身の回りの品が増えて、ちょっとした引っ越しである。おまけに、猛暑がぶり返していた。母は疲れ果て、帰るとすぐにベットに横になった。昨日より2度低いと予報した気象庁に腹が立つ。
夕刻、母は小水が出ないと騒ぎ始めた。
「車椅子で揺すってみるか。」と聞くと母は乗り気である。幸い、日が陰り涼しくなっているので、近所を一回りすることにした。
御諏訪神社下から崖下の道を旧雪印工場下まで行き、坂を上った。工場跡は広大なマンション東京メガシティが建設中である。総戸数2000程、完成すれば周辺の寂れた商店街も一気に息を吹き返すことだろう。
車椅子を押す歩道はできるだけ凹凸の多い場所を選んだ。母は体を揺すられると、体の血行が良くなって、腎臓に十分血液が行き渡り小用を催す。約30分程、車椅子で体を揺らし帰宅するとすぐに母はトイレに行った。そして、沢山出たよと嬉しそうに出てきた。
母の夕飯は茄子とニガウリのシギ焼き、甘エビ、茶碗蒸し。全部平らげたところをみると食欲はある。仕事の合間に洗濯をすませ、明日の朝食に残った茄子を焼いた。これを冷たく冷やして下ろし生姜に鰹節をかけたのは私の好物である。とりあえず今日も平穏に終わった。
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