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2006年10月 7日 (土)

メール絶え夕空高く蝉の声

日差しは強いが涼しい。すでにコスモス、鶏頭が咲いて秋の気配。赤羽に多いポプラは緑の葉のまま落ちて地面を覆っていた。
散歩の途中、緑道公園の桜並木のベンチで休んだ。盛夏の頃は緑深く真昼でも薄暗かったが、葉が落ち始めて明るく感じた。枝の間から澄み切った青空が見える。ツクツクホーシの声にも秋の気配。

メール絶え夕空高く蝉の声

母の病院通いと制作が重なり、最近はメールを出さない。だから、メールが来ないのは当たり前だが、習慣で携帯のメールチェックをした。しかしスパムメールばかり。読まないで全部削除した。

今日はあまり汗をかかない。体は楽だが、季節の移り変わりが寂しい。
自然公園には鉄砲百合が咲いていた。小さな田圃の稲は開花は終わり実り始めていた。

昨夜は志賀高原の夢を見た。変な夢で、志賀高原に昔風の商店街があった。あり得ない風景を見たのは、今、そのような絵を描いているからだ。
その商店街を歩いていると、いつの間にか傍らを母が一緒に歩いていた。母が普通に歩けることを不思議に思いながら古い食堂に入った。私はスアマを注文した。すると白砂糖が山盛りにかけられたスアマが出てきた。こんな甘いもの食べられないよと傍らの母に話している所で、唐突に夢は終わった。
スアマは今見ているTBSドラマの「スタンドアップ」の所為だと思う。
 
夢はいつも見終えた後、懐かしさが残る。商店街の風景は少年期を過ごした港町の隣町、日南市油津の風景である。母はよく、小学生の私を早引けさせて油津の映画館へ連れて行った。映画も楽しかったが、帰りに食堂で甘いものを食べさせてもらえるのがとても嬉しかった。

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