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2006年11月29日 (水)

老いたら反省しなくても良い。2004年10月21日

母のペインクリニック、さくらの杜でのリハビリ、台風と重なって散歩を3日間休んだ。
久しぶりに散歩に出ると、秋色が深くなっていた。
 
最近、老いたら反省する必要はないと思い始めた。
長く生きていると、経験から非常識なことはやらなくなる。どのような行動も、それをベストと判断したからで、結果が悪くても反省すべきではない。たとえ、失敗したところで、残りの人生で取り戻す事はできない。それよりも、更に良い事に全力を傾注する方が前向きだ。

車椅子を押しながら、母にそんなことを話すと
「当たり前よ。私は反省したことなんか一度もない。」と威張っていた。私の話した意味は母の考えている事とは違う。その辺の強気が母の元気の元のようだ。
その点私は、若い頃から内省的で、すぐに反省してしまう。だから今頃、失敗しても反省する必要はない、と自分に言い聞かせているのである。

夏の頃は赤羽自然観察公園の椎の下で休んでいたが、涼しくなってからは炊事棟のベンチに腰掛けて休憩する。その一角は軒端まで木々の枝が茂り、山荘の雰囲気がある。
今日も私は、炊事棟のベンチに腰かけて紅葉の始まった桜や樫を見上げていた。枝の間から雨に洗われた清浄な空が見える。大した仕事ではないが、追い込みで徹夜が続き、空を見上げながら目をつぶると一瞬眠ってしまった。

先日、友人から電話がかかってきた。
「最近、自分の人生はそんなに悪くないと思うようになった。」と話すと、
「お前らしくない。もっと、とんがっている方がいいよ。」と友は答えた。
しかし、とんがり続けるのは疲れる。今日のように眠気を我慢しながらボーっと青空を眺めていた方が楽しい。

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