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2006年11月 4日 (土)

盲導犬など、仕事をしている犬は可愛い。 2004年5月18日

池袋東急ハンズへ指無し軍手を買いに行った。滑り止めが付きの指無し軍手で、車椅子を押すのに使う。サイクリングやゴルフの時使うスポーツタイプと同じ型である。ただ、スポーツタイプが4,5千円するのに対し、ハンズ特製は400円と安い。

去年、むき出しの手で車椅子を押していたら紫外線に手の甲をやられ皮膚科へ通うことになった。その時、医師に紫外線対策を薦められた。
日焼け止めには紫外線吸収型と反射型がある。しかし、吸収型は吸収剤が紫外線で変性して発ガン性を持つことがある。反射型は酸化チタンや酸化亜鉛を塗布して遮る方式で、安全で発がん性はない。しかし、後をきちんとふき取らないと肌を荒らし湿疹ができたりする。それで日よけの為、黒の指無し手袋を4組買った。
その後、世界堂でスケッチブックを1冊、ビックカメラでプリンターインクとサークル形の蛍光灯を買った。

スケッチブックは母が通所リハビリの時使う。通所リハビリでは年寄りに塗り絵や人形作りをさせているが、母はお仕着せの工作が大嫌いだ。それで、一人で絵を描きたいからとスケッチブックを頼まれた。

帰り、池袋駅埼京線のホームに3頭の警察犬が係官に連れられていた。
テロ対策としての爆発物検出のためである。大きなセパードで、とても利口そうで見とれてしまった。すぐに入って来た大宮行きの電車をやり過ごして、しばらく見とれていると、中の1頭がホームに落ちている買い物袋を見つけた。一瞬緊張が走ったが何でもなかった。

盲導犬など仕事をしている犬は実に可愛い。最近では動物愛護協会がうるさいので見かけなくなったが、40年前まで東京でもリャカーを引く手伝いをしている大型犬を見かけた。大型犬は力仕事が大好きで、一生懸命荷物を引いている姿がけなげで可愛いかった。

帰宅して、手提げに色鉛筆とスケッチブックのセットを纏めて母に渡した。小学校へ登校する時の気持だと母は子供のように喜んでいた。

仕事場の蛍光灯を買ってきた玉と取り替えると見違えるほど明るい。こんなことなら早く取り替えれば良かった。昔の蛍光灯は青みが強く絵を描くのには適さなかったが、今のは家庭用は色味が自然で業務用と比べて遜色がない。
我が家で最初に蛍光灯を使ったのは昭和28年である。たった1本を天井から下げただけだったが、真昼のように明るく感じ私たちは驚いた。当時の一般家庭の明かりは60ワットの裸電球1個だけで、今思うと大変暗かったようだ。
ちなみに、最初に蛍光灯が使われたのは、戦艦大和の照明である。発熱しないので、閉鎖された空間の照明に適しているので使われた。

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