冗談が言える子は健全に育つ 2004年7月8日
赤羽自然観察公園は幼木が多く、日影が少ないので夏場は人出が少ない。
しかし今日は、先生に引率された小学生達がスルメを糸先につけてにぎやかにザリガニ釣りをしていた。
「君、高校生かい。」と小っちゃな男の子に声をかけると、「違うよ。」と嬉しそうに答えた。「じゃ、中学生か。」と聞き直すと「違うよ、小学1年生。」と笑っていた。
冗談が通じる子は問題児になりにくいと心理学者が話していた。
家庭内暴力、引きこもり、最近増えた異常事件、それらを引き起こす家庭の共通した傾向は、真面目で冗談が通じないことらしい。
言われてみると確かにそうだ。昔、同窓生に冗談が通じない真面目な男がいたが、彼は時折、大暴発して、手がつけられなくなった。
母はよく冗談を言う。母がガンに負けなかったのは、その明るさかもしれない。笑うこと、自然とふれあうこと、それらは免疫力を強める効果がある。
午後6時に室温33度、湿度66%。夕日が開け放った玄関から眩しく射し込んでいる。これでは室内にいても日焼けしてしまう。午後5時に洗濯をしたタオルケットが小1時間で乾いていた。
暑さに強いので、このくらいの気温では何ともない。しかし、頭がすっきりしないので水シャワーを浴びた。これは相当に冷たく、2,3分で縮み上がりそうになった。その他の暑さ対策はこまめに台所で水仕事をすることだ。腕が冷えるだけでも涼しい。
日が落ちると少し涼しくなった。
仏壇の花立てが水漏れする。買い替えたいが、赤羽の仏具屋は感じが悪いので利用したくない。
以前は十條の馴染みの店まで行っていたが、最近、閉店してしまった。
老夫婦二人で切り盛りしている古い店で、何時通っても、お客の姿を見たことがない。
店の奥には薄暗い座敷が見え、その脇の通路から打ち水した小さな庭が見えた。夏になると縁側に下げた風鈴の音が聞こえ、見るからに涼しげな町家であった。
私が買い物へ行った時は勝手に店内を物色し品物を見つけ、主人を呼んだ。しかし、老人夫婦は耳が遠く、動くのが億劫でなかなか出てこない。それでは商売になりそうにはないが、その昔風の、のんびれした所が気に入っていた。
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