自然公園の豊かな夏 2004年8月5日
昨夜はデザイナーのT氏夫妻にバレー公演に招待してもらった。T氏とはそのバレー公演のポスターの仕事で知り合った。公演終了後、酒と食事をご馳走してもらい、帰りのタクシー代も出してもらった。深夜の東京を走るのは久しぶりである。母が倒れるまでは、朝帰りは珍しくなかったが、最近は遅くても11時までに帰宅している。
3時過ぎに寝たので、今朝は寝過ごしてしまった。
赤羽自然観察公園への散歩は出遅れたが、いつもより暑さは緩やかで楽だった。公園は月見草とミソハギが盛りで、山栗とオニグルミが沢山の実をつけている。今食べ頃はイヌビワである。ビワと言ってもビワではなく、無花果の親戚で小さな無花果に似た濃紫の実をつけ、味もそっくりである。美味しい薬効のある野生の果実だが、これが食べられることを知る者は少ない。イヌビワには雌雄株があり、雄の実はパサパサして不味い。
公園のスズメに幼鳥が交じっている。毛並みは白っぽく、ほほの黒丸も薄いのですぐに分かる。私たちが来ると、親鳥が幼鳥を連れて餌をねだりに来る。幼鳥は着地が下手で、前のめりに転ぶのが可愛い。母は足を折るのではと心配しているが、野性の小鳥は強靱でそのような事故はめったにない。
最近気づいたことは、天気予報は逆に逆に解釈すると当たる。雨と言った時は曇りか晴れ、暑いと言った時は涼しい。天気予報はまるで浜田氏の株投資である。浜田氏とは大宮に住む美術彫刻の鋳物関係の人で、私が野外彫刻を作る時世話になった。
浜田氏が買った株はことごとく外れる。彼の予測がいいかげんなのなら、ランダムに当たったり外れたするのだが、ことごとく外れるのは、予測に一貫性がある訳である。先日電話で、次は思っているのと逆の買い方したら、と薦めてみた。しかし、それは勇気のいることで難しい。
明日は34度の予報。多分、涼しいと思う。実際、今日は涼しい風がベランダから玄関へ気持ちよく吹き抜けている。おかげで、フローリングの綿埃が吹き飛ばされ、掃除をしたみたいに綺麗になった。
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