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2006年11月 3日 (金)

パッション、2千年前のユダヤ青年の死が世界史を変えた 2004年5月8日

午前9時15分、母を通所リハビリへ送り出した。その後、赤羽駅へ歩いた。途中、デイサービスの送迎マイクロバスに8台とすれ違った。赤羽界隈には介護施設が多い。それにしても短期間で、すっかり日本は老人社会になってしまった。最近、知人と会うと、老親や老人問題の話題が多い。

10時前に池袋に着いた。シネマサンシャイン4で、キリストの磔を夾む数日をリアルに描いた映画「パッション」の入場券1500円を買った。シニアは1000円である。来年は私もシニア料金で見ることができる。年を取るのは厭だか、シニア料金や前倒しで貰う国民年金は楽しみである。ちなみに、国民年金は、77歳より短命なら前倒し受給が得になる。今の政府のやり方を見ていると、何時までも年金制度が維持されるとは思えないので、その意味でも前倒し受給が得である。

開演30分前に満席になった。重い地味な映画であるが若者が多い。
私の左は15,6才の女の子と母親の二人連れ。右は熟年夫婦。その夫婦者の中年男性の整髪料が臭い。おまけに男は更に右隣の女の子のミニスカートを気にしている。確かにスカートは極めて短く、たえず組み替える白い足が私の視野に入って気になる。しかし、男のようにあからさまに見る気にはなれない。

「パッション」の上映が始まると、すぐに引き込まれ周りが気にならなくなった。重く強靱な映画である。実際にキリスト処刑に臨んだような迫力映像で、わが子の死を見届ける母親マリアの心が痛々しい。私は無宗教でキリスト教に無関心であるが、何か心に刻みつけられそうだ。

映画制作の背景にはイラク戦争があるのかもしれない。
キリストを処刑に導いた結果として、その後の2000年間にユダヤ人迫害が起こり。そしてイスラエルが建国されてアラブ紛争を招いた。この純粋無垢で頭脳明晰なユダヤ青年の死が世界歴史を大きく変えたのである。
映画の台詞は古代ヘブライ語で語られていて、英語と日本語のスーパーが入る。これは画期的な試みで成功している。やはりキリストやマリアが英語を喋っていては不自然である。

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