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2006年11月20日 (月)

狂言自殺  2004年8月9日

赤羽自然観察公園からの帰路、桐ヶ丘団地にさしかかると、消防車と救急車が停車して騒然としていた。様子では火事ではない。人混みの中を母の車椅子を進めていると、知人が声をかけてきた。どうやら、飛び降り未遂である。4階のベランダから女性が飛び降りると騒ぎ、消防の出動になったようだ。しかし、下は花壇で柔らかく、飛び降りても死ぬのは難しい。運が悪ければ背骨を折って半身不随になる。そんなことを知人と話して別れた。

昨日曜日は飛び降りの多い日だった。新宿のホテルではホモの外人二人の全裸で飛び降りた。涅槃で待っているの俳優・沖雅也氏の京王プラザホテルからの飛び下りを真似たようだ。非常口踊り場に衣類や履き物がきちんと揃えて置いてあったようだが、これも日本の自殺作法を踏襲したようだ。
もう一つは地上の若者を巻き添えにした飛び降りもあり、この2件は特殊だから報道されたが、単なる自殺なら報道されないので、実際はもっと沢山あったと思う。
前記の自殺未遂も当然ながら報道はなかった。夕刻のニュースを注意して見ていた母は、それが不満の様子だった。

このところの暑さはしつこくて厭になる。暑さを吹き飛ばす夕立を期待しているが、来てくれそうにない。激しい雨足、稲光と雷鳴、このような夏らしい夕立には長くお目にかかっていない。

玄関を開くと、今日も暑さに霞んだ地表が広がっていた。日焼け防止に長袖のシャツを着てアップダウンの多い道を車椅子を押していくのは辛い。自然公園に着く頃はシャツが重くなる程の大汗である。それで、帰りにはスーパーに寄るようにしている。食品売場の冷蔵ケース前の冷気は生き返る思いだ。

散歩帰りには宇治金時を買い、帰り道の桐ヶ丘の切り通しの石垣に寄りかかり、蝉時雨を聴きながら母と食べる。石垣は冷たく、木々に冷やされた涼風が吹き渡り心地良い。
この猛暑の中の散歩のおかげで、母の体調は壊れない。だから、少々辛くても散歩を止めることは出来ない。

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