イヌの目線と前立腺 2004年9月23日
12チャンネル「とれたま」でイヌ用のデジカメを紹介していた。
イヌ用と言っても、人がイヌを撮るカメラではなく、カメラを首輪に装着してイヌの目線で写真を撮り、PC経由で飼い主が犬の世界を楽しむものである。
実際に撮った地面から見上げた写真を見ながら、これは悪用されると思った。たとえば、可愛い小型犬に装着させて、女子高生の足元でじゃれさせる。「可愛い。」と女の子はしゃがんで抱き上げる。その時撮られた写真を想像すると、マニアに垂涎のカメラになると思った。しかも、イヌが撮っているから、痴漢扱いは難しいかもしれない。
先日の飲み会の時、前立線が話題になった。メンバーの金融会社社長のI氏が人間ドックで前立腺ガンのPSA検査をした。PSAは白だったが、妙齢の女医さんに肛門から指を入れられ前立腺肥大を調べられ、ちょっと恥ずかし嬉し、の思いだった、と言った話だ。
それから直腸ガンへ話題が移った。
以前の記事「前立腺にノコギリヤシ 2003年7月13日 」に詳しく書いたが、古い医学書にあった直腸ガンは茶碗の糸底を触る感覚、と言った診断法を話すと、皆感心して聞いていた。誰でも老いるとガンのことが気になる。
昨日朝、起き抜けにトイレへ行くと一瞬小用がとぎれた。父が前立腺肥大でとぎれとぎれに小用をしている姿を思い出し、自分にもいよいよ来たかと不安になった。
私は2,3年前からノコギリヤシを常用している。ノコギリヤシは前立腺肥大の特効薬で、飲むと2,3日で効果が現れる。それでも、起きてしまったの思いだった。
不安の中、二度目の小用へ行くと、自然にとぎれることなく済ますことができた。
以来、朝の小用は自然に排出できて問題はない。後日、NHKの健康相談で同じケースがあったが、元気がいいとその辺りが充血して小用の出が悪くなる、と医師は話していた。
多分、イヌの目線を想像したりするから、そんなことが起きたのだろう。
しかし、前立腺ガンは急増している。50才を過ぎたら血液のPSA検査をすれば早期発見が容易である。
ガンは悩み深い病である。憂慮しすぎると、それがまたガン発症の誘因になりかねない。知人は極度の癌ノイローゼで神経質に検診を受けていた。そして、結局ガンを発見されて手術は成功した。不思議なことに知人の癌ノイローゼは治ってしまい、以来のんびり暮らしている。変な話だが、知人はガンになってホッとしたようだ。
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