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2006年12月 8日 (金)

運が良かった   2004年12月19日

朝から気持ちよく晴れ渡って静かな日曜だった。しかし、赤羽自然観察公園に着く頃は薄くすじ雲が流れていた。この雲は雨雲の前触れで、天気予報より当たる。

公園は休日で人出が多かった。炊事棟では大勢の子ども達が焼き芋をやっていた。枯れ葉や薪を燃す煙が甘くたちこめ懐かしかった。炎の資料写真に竈の炎を10枚程撮った。

いつもの休憩場所の遊歩道の日溜まりに腰を下ろしてボーっとしていると眠気が襲ってきた。サラサラと枯れ葉を揺らす風の音が心地よい。枯れたススキの原の遠い向こうに木の葉の落ちた木々の梢が見えた。それは子どもの頃に眺めた風景に似ていた。平和とは、こんなことを言うのかもしれない、と思った。

休んでいる私たちの前を、4歳程の男の子を連れた若い母親が目の前を過ぎた。
「ここはね、昔、しゅん君もベビーカーに乗って来たことがあるのよ」
母親は息子に少し前のことを話していた。精々2,3年前のことなのに母親には昔のことに思えるようだ。母や私にはその若い母親が生まれる前の30年前ですら、そう昔のことには思えない。

公園を出てすぐに、車椅子の車輪が犬の糞を轢いてしまった。施設の中にも入れる車なので、水飲み場で落ちていた木ぎれを使って丁寧に洗い落とした。その時、車輪の留めネジが緩んで落ちかけていることに気づきすぐに締めた。ネジを落して車輪が外れれば大変なことになっていた。
「"運"が付いていて良かったね。」と母は笑っていた。本当に運が良かったかもしれない。それにしても、犬の糞は車椅子にとって厄介である。
今、午後3時過ぎ、思った通り雲が空を覆い始めた。私の予報通り、小雨が来るかもしれない。

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