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2006年12月 7日 (木)

数字の賞味期限より嗅覚と味覚を信用している。2004年12月1日

昨日の昼は古い食パンをトーストして食べた。賞味期限を10日過ぎていたが、こんがり焼いてオリーブオイルに浸すと、とても美味い。見たところ、カビも異臭もない。今日の今も元気な所を見ると何でもなかったようだ。

先日の政府発表では、食糧自給率が以前より15%改善された。国内の食糧が豊作だった訳ではない。賞味期限切れで廃棄される食品も生産量に加えられた結果で、数字のマジックである。

日本では潔癖な日本人の性癖が災いして食べられる食料の25パーセントがゴミとして廃棄されている。その結果、スーパーの店頭に賞味期限切れの食品は皆無である。私の経験では、パンは期限が切れていても冷蔵庫にしまっておけば1週間は問題ない。要は自分の視覚嗅覚味覚を信じて安全か否か判断することだ。

昔の食品に賞味期限の記載はなく、消費者は自分で安全が否かを判断していた。だから、今と比べると殆どゴミにされる食品は無かった。冷蔵庫もジャーもなかった昔は、夏場はすぐにご飯はすえて臭くなった。今なら捨ててしまうが、当時は小学生でもすえたご飯を水洗いして食べる知識があった。餅のカビも焼けば安全という迷信があって、そのまま平気で食べていた。
私はカビの味が嫌いだったので、丹念に削り落として食べていたが、厳格にはカビの菌糸は奥深く浸透しているので、削っただけでは完璧ではない。特に青カビのアフラトキシンは最強のカビ毒で発ガン物質でもある。熱帯産の穀類で乾燥が不十分だとそのカビに汚染され、時折、その餌を食べたニワトリの大量死が起こる。

蛇足になるが、世界的にアイスクリームには賞味期限が無いそうだ。私は冷凍庫の奥で2,3年忘れられていたチョコアイスを食べたことがあるが味も変わらず、体調の異常もなかった。
欧米では病院食に安全性の高いアイスクリームが加えられている。ちなみに、母はコエンザイムQ10をエキストラバージンオリーブオイルを加えたアイスクリームと一緒に摂っている。エキストラバージンオリーブオイルは生のオリーブを丸ごと緩やかに絞ったオイルで、色々な成分が含まれていて香り高い。ちなみに、えぐみがあるのは安物で、最高級品にはえぐみはない。

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