« 老いを日焼けで感じた。 2005年2月17日 | トップページ | 術後ヘルニア 2005年2月20日 »

2006年12月21日 (木)

素朴な家庭医と小学生 2005年2月19日

母の月2度の定期往診で、訪ねて来た若いK医師はとても元気だった。
K医師は5年前、馴染みの床屋さんの向かいに開業した。彼を知ったのは医院から2㎞は離れた当集合住宅の郵便受けに往診しますの小さなビラが入っていたからだ。

床屋さんにK医師はどんな人かと聞くと、親切で患者離れも良いと評判はいい。それから間もなく、母が風邪を引いたので往診を頼んだ。迎えに行くと、K医師は自転車に往診カバンを積んで、私と一緒に家まで歩いた。
母の風邪は大したことはなかったが、高齢で体力が弱っているので点滴したが良いだろうと、K医師は診療所に戻って点滴セットを持ってきた。そして、点滴が終わる夜10時過ぎまで付き添ってくれた。患者は少なく暇だった所為もあるが、間違いなく好人物であった。

それ以来、診療所前を通る時、入り口に患者の履き物があるとホッとする。
今日、K医師は入ってくるなり「インフルエンザが流行っていまして、忙しくて忙しくて・・・」と嬉しそうな顔をした。とても正直な人である。K医師の話では、先日のガス噴出の火災を見物に行って風邪をひいた人が多いとのことだ。確かに、あの日の夜は、冷たい強風が吹いていて、私も直ぐに部屋へ引き込んだ。

K医師が帰った後、予約してある上野歯科医院へ出かけた。
途中に小学校がある。帰宅する子ども達の中で、10歳程の可愛い女の子が立ち止まり「さようなら」と私にお辞儀した。私はとっさに「はい。さようなら。」と挨拶を返したが、内心とても驚いた。
知らない人には話しかけるなと教育されているはずなのに、田舎の子みたいだと思った。いや実際、思い返すと、頬が赤くて田舎の子のように見えた。もしかすると、最近、田舎から転校してきた子かもしれない。礼儀正しいのは嬉しいが、事件に巻き込まれないか心配になった。

|

« 老いを日焼けで感じた。 2005年2月17日 | トップページ | 術後ヘルニア 2005年2月20日 »