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2006年12月17日 (日)

宮の坂は車椅子の難所。2005年2月6日

御諏訪神社脇の急坂を宮の坂と呼ぶ。
その坂を70代の足の悪い老人が「琵琶湖周航の歌」を口笛で吹きながら登って行った。老人のゆっくりとした足どりに透明感のある口笛が不思議にマッチしていて、私は坂上で立ち止まり聞き入ってしまった。

宮の坂は急で車椅子の難所である。殆ど体を水平にしないと押し上げることはできない。押し始めの3年前までは登り切ると息切れがした。
坂は、今は舗装されて手摺りがついているが、昔は凸凹の砂利道で、相当の難所だったようだ。近所の年寄りのSさんの話では、終戦後間もなくまで坂の下に車押しの人がいて、荷を満載した大八車が来ると、今の相場で100円か200円で車押しを手伝ったらしい。これは手っ取り早い失業者の仕事で、昔は貧しいなりに直ぐに日銭を稼げる仕事があった。

今は貧乏人に厳しい社会だ。
昨夜、フリーターを特集していたが、実体は酷かった。時給900円では家族を養うことはできない。しかも、社会保険等皆無でいつ首を切られるか分からない。そのような劣悪な仕事でも中高年は門前払いで、労働人口は相当に余っている。それでもなお、政府は更に失業者を増やす人口増を図っている。そのような想像力のない為政者に国を任せることに不安を感じた。

散歩から帰宅すると、姉が訪ねて来て、母と近況を喋って直ぐに帰った。
新しい職場は原宿の食堂で、相当に忙しいようだ。しかし、姉には合っていて11時間労働を厭わず喜々として働いている。姉同様に私も仕事好きで長時間労働を厭わない。だから、姪たちが忙し過ぎると愚痴ると、贅沢言うなと叱ってしまう。

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