確定申告と母の留守。2005年3月15日
母の通所リハビリの間に確定申告へ王子税務署へ行く。地下鉄南北線ができてからは王子へはこの線を利用する。赤羽岩渕駅から二つ目の王子神谷で下車して北本通りを南下。相変わらず車が多く汚れた空気。昔は工場と機械道具屋が並んでいたが、今はマンションばかり。
10分程歩くと王子税務署。確定申告の最終日なので、ディズニーランド並にテープを張って納税者が長蛇の列。これがアトラクションを待つ行列なら楽しいが、前後左右、どちらを見ても疲れた中年ばかり。20分程待って申告書を提出し、控えに受領印を貰う。今年も収支は大赤字で3万程の還付金がある。4,50万の還付金が毎年あった景気の良い頃が夢のようだ。早く税金を払う身分に戻りたい。
帰りは北本通りを更に南下して京浜東北線王子駅へ向かう。この30数年、この時期に通い慣れた道だ。いつものことながら確定申告を終えるとホッとする。その開放感で途中の宝くじ売場でスクラッチを5枚買う。当たりは最低の100円が1枚のみ。まだ運気は低迷中のようだ。
ホームで池袋へ出るか直ぐに帰るか迷っていると、赤羽行きが来たので直ぐに帰ることにする。赤羽駅前でサランラップとトイレクイックル、国内産の鯖、信州麹味噌を買う。これで鯖の味噌煮を作る。
途中、赤羽台団地の商店街の本屋に寄る。星占いを見るのに毎週欠かさないザ・テレビジョンを買う。巻末の星占いは次の週も運気低迷が続く。
本屋はこの数日シャツターが降りていた。最近、団地商店街では次々と旧知の店が閉店するので心配だったが、休んだのは足を痛めた為だった。女主人は文京区の一等地にマンションを一棟を持つ裕福な人だ。しかし、健康維持のために、儲からなくても本屋をしている。彼女とは、嫁いできた30数年前からの顔馴染み。
帰宅は2時。昼食を摂っていないが何となく面倒。母がいれば必ず取るが、一人だとつい省略してしまう。この辺りも主婦感覚。すぐに鯖を捌いて生姜と味噌で煮付ける。他に、貰い物の日向夏とリンゴでマーマレードを作る。
共に美味い。作りながら色々試食したので何となくお昼代わりになった。
そのうち、母が帰宅した。
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