降圧剤を持ち逃げしたインコ 2005年1月8日
七草が過ぎた。寒さは本格的になるらしいが、日射しは日に日に強く感じる。
近く、年金の申請に行く。今まで、年を取ることは厭だったが、60歳からは別だ。映画は1000円のシニア料金、年金も満額ではないが前倒しで貰える。このような歓びは金持ちには分からないことだ。幸せの総量は金持ちも貧乏人も変わらないが、この至福感がそれかもしれない。
しかし、年金の申請は煩雑である。政府は、申請者のミスを誘って、支給をしない方針のように思える。以前、小さな紙切れの年金番号証が送られてきた。大変大切なものだから、注意して取り扱うようにと裏面に書かれていた。それで、すぐに金庫にしまっておいた。
我が家には金庫が二つある。景気の良い頃は億単位の品が、いつもしまってあった。今は金目のものは何もなく、火災保険と生命保険の証書がしまってあるだけだ。
申請に必要な年金番号証を出そうと思ったが金庫が開かない。最後に開けてから5,6年は経つので、数字の記憶が間違っているのかもしれない。小一時間苦闘して、ふと、数字の配列を入れ替えると簡単に開いた。やはり、貧乏絵描きには金庫は似合わないようだ。
先日書き込んだ鳩と緩下剤の話しを知人にすると、彼女が飼っていたインコの話をしてくれた。
彼女が朝、高血圧の薬を飲もうとテーブルに錠剤を置いたら、飼っているインコが目ざとく見つけて、くわえて飛んでいってしまった。直ぐに追いかけたが取りかえせない。インコの血圧が下がったらどうしようと心配していたが、何事もなかった。
と言った話だ。我が家でもオカメインコを飼っていたことがあるので、インコならやりそうだと可笑しくなった。
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