食は命なり。2005年10月1日
今日は日射しが強く汗をかいた。九州では32度になるらしい。10月にこの暑さは異常だ。途中、緑道公園の木影で休んでお茶を飲んだ。お茶は貰い物の玉露を抹茶にして冷水に溶いたもの。本物の抹茶同様、泡立てて飲むと美味しい。
休んでいる目の前の地面にオレンジ色の綺麗なハチがいた。大スズメバチである。大きなカマキリを軽々と押さえつけ肉団子を作っていた。強いカマキリでも、大スズメバチから見ると子羊みたいなものだ。しかし、その凶暴な大スズメバチを日本ミツバチはやつけてしまうのだから面白い。健全な自然のバランスは素晴らしい。
しかし、地球レベルでは温暖化によってバランスが急速に壊れている。このままでは北極の氷は年々縮小し、今世紀末には夏の間は消滅する。そして、凍土地帯の氷が溶け、蒸発して砂漠化が起こる。この深刻さには底知れぬ恐怖を覚える。今、石油高騰が起きているが、これは地球を救うきっかけになるかもしれない。
散歩から帰宅すると姉が来ていて、玄関を開けて掃除をしていた。姉の来訪は母の布団を秋仕様に替えるためである。私は3人分の昼食を手早く作った。
最近よく食べる一つに、ブナシメジとシラスを入れた大根下ろしがある。ブナシメジは電子レンジで加熱する。シラスは九州の堅く干し上げたものを使っていたが、無くなったので東京のシラス干しを使った。しかし、これは大味で美味くはない。他にカボチャの甘辛煮付け、鱈と昆布の煮付け、人参とレンコンの金平。メインのうどんにはカニかまと精進揚げととろろ昆布と茹でほうれん草。それらは伝統的な健康食で、おかげで母は元気である。
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