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2007年1月 2日 (火)

春の移ろい。 2005年4月10日

桜の花弁がサラサラと舞っていた。今年の桜はメリハリがありいつになく美しい。桜の吹き溜まりでは、子ども達が転がって遊んでいた。

緑道公園では、ホームレスが仲間たちと酒盛りをしていた。彼等を見ていると酔生夢死の言葉が思い浮かぶ。60歳近い彼等に輝かしい老後が待っているとは思えない。そのように、飲んで酔っぱらったまま、死が訪れれてくれるのを待っているのだろう。できることなら、厳冬よりも今の季節、桜吹雪の中で死ねたら最高だろう。

赤羽自然観察公園の青トカゲたちは餌採りに出かけていて、石垣には留守番の数匹が顔を出していただけだった。
公園隣りに関東財務局の官舎が完成したこともあり、最近は公園の人出が多く、落ち着かない。それで、田圃脇の芝生で休憩することにしている。
芝生に腰を下ろすと、スミレ、タンポポが花盛りである。傍らの林の中には炊事棟で使う為の薪が積んである。その向こうの溜め池からは涼しい風が吹き渡ってくる。悩み多い生活の中、この一瞬だけは開放感で幸せになる。

最近はちょっとしたことでも苛つき、母にあたることが増えた。あと何年も生きることのない母に対して、大人げないのだが、思うことと行動は違ってしまう。
母を世話をすることは苦痛ではないが、仕事がうまく行かないのは本当に辛い。日に日に真綿で首を絞められていくようだ。

日曜の今日は病院下の空き地で花見が盛り上がっていた。花見客が連れて来たミニチュアダックスフンドが花弁の吹き溜まりに鼻を突っ込み、花弁を鼻に付けているのが可愛かった。
帰宅して、母を車椅子から降ろすと、体から数片の花弁が舞い落ちた。下の新河岸川には上流の舞い落ちた桜が、ピンクの帯になって流れていた。これからは急速に新緑の季節へ移行する。

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