老いは笑い飛ばすほかない。2005年4月20日
今日は母の目の定期検診に私も付き合った。
と言っても、付き添いだけではなく私も検診してもらう。病院は近くの東京北社会保険病院。昨日、電話予約して母と同時に診察をしてもらえるように頼んだ。9時から雨が降ると予報していたが、まだ降らない。9時30分、急いで家を出て9時40分に受け付けを済ました。待合室は満員である。去年まではガラガラで経営はどうなることかと心配していた。
待たされるだろうと持参の週刊朝日を読み始めると、すぐに呼ばれた。
母は緑内障で眼圧が高い。これは遺伝の要素が強く、私も自分の眼圧が気になっていた。仕事の先行きが悪く、最近の私はストレスが多い。その影響で頭が重く、眼圧も上がっているだろうとと予想していた。検査結果はその通りだった。すぐに眼底を調べられたが、今のところ視神経の損傷は見られない。視野については欠損の自覚はないので、ごく初期のものと考えられる。一応、ゴールドマン視野検査の予約を取った。今から手を打っておけば、予後は案ずることはない。しかし、私もいよいよ、老いの世界に突入したかと思いは深い。
去年、歯を1本失った。それは時の流れだ。老いは遅らせることが出来ても、どんな金持ちでも逃れることは出来ない。
私は胃腸は極めて頑健で胸焼け胃もたれ下痢便秘等まったく無縁で、薬は飲んだことはなかった。それが最近、夕食で少し食べ過ぎると胸焼けがする。胃から食道へ胃液を含んだ食物が逆流して起こる逆流性食道炎と推測している。他にも老いの兆候は数限りない。
診察は10時半に終わった。母はさして悪い変化はなかった。雨は本降りである。気分転換も兼ねて、自然公園へ行った。人出は殆ど無いので古民家を見学した。薄暗い室内は気分が落ち着く。展示物の昔の木製の農機具が懐かしい。
外へ出ると顔見知りのスズメ達が待っていた。一緒の小スズメがあどけなく、警戒心無く私の足元まで近づく。餌を少し地面に蒔いた。
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