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2007年1月20日 (土)

波音とマティーニ。2005年8月22日

今日は日射しが弱く風があり、殆ど汗をかかなかった。
自然公園の古民家の座敷では、先客の小さな子供連れの若いお母さんやお父さん達がくつろいでいた。

私はいつもの濡れ縁脇の畳に横になって目をつぶった。木立のツクツクホーシの声が懐かしい。子供達の楽しそうな声も心が和む。
この自然な満ち足りた生活を、日本人が捨て去ったのは何時頃からだろうか。私が小学校4,5年までは確かにあったが、それ以降、急速に消え去った。人の英知は、そのような素晴らしい生活を上手く現代にマッチさせることにあるのだが、今の生活を見ていると、英知が活用されているとはとても思えない。

最近、無性に海が見たくてたまらない。海と言っても自然溢れる海ではない。横浜港の岸壁から夕暮れまでボーっと外国航路の船が見ていたい。それから波音が聞こえる港のバーでカクテルを静かに飲みたい。傍らに無口な美人がいたら最高なのだが、私の気紛れに付き合ってくれる美人はいないので、その時は一人で出かける。

若い頃は、一人で出かけるなんて侘びし過ぎた。しかし今は人目は気にならず一人でも十分に楽しめる。これは年取った者の特権かもしれない。静かなバーのカウンターで、マティーニ等を口にしながら、空き箱の裏に外国航路の貨客船を描いたりしている時間は最高に楽しい。
帰りの京浜東北線の座席にで酔い覚めにウトウトしている時間も良い。
人生の素晴らしさを味わうには、ある程度の年輪が必要なだと最近知った。

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