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2007年1月21日 (日)

指の怪我。2005年8月31日

暦通り涼しくなって心地よい。今日の自然公園は老人の人出が多かった。古民家の生け垣に黄花コスモスが美しく咲きそろっている。今年ほど、美しい夏の終わりはない。

夕食後、昨日買ったピーマンと、鶏肉、玉葱を炒めた。
そのピーマンを切っている時、右手小指を切ってしまった。私は軽く包丁を掴む癖がある。我が家の台所はまな板の前にも色々置いてある。その所為で、包丁の先が棚の足に引っかかり空中に飛んでしまった。素早く避けたが、右手小指の先に刃が当たり、ざっくり切ってしまった。傷は深く、血が溢れるように流れ落ちる。すぐに小指の根元を左手で強く締め、高く上げた。10分程、その姿勢を保っているとようやく血は止まった。

包丁をそのように空中に飛ばすのは珍しくなく、いつもなら上手く避けている。いつか怪我をすると思っていたが、今回は小指の先なので、仕事に影響はなく安心した。
傷の治し方は、以前は消毒して乾燥させるのが良いとされていた。しかし今は治療方法が変わった。傷口は流水で洗い、薬は何も付けずに湿ったガーゼで包むのが治りが早いらしい。これは手術創の治療も同じで、今は消毒薬はつけないようだ。

消毒薬は細菌だけではなく肉芽細胞まで傷つけ治りを遅らせる。消毒薬の効果は表面に限定され、傷口内の殺菌までは無理なのである。昔の伝統的な傷の治し方に卵の薄皮を貼り付けるというのがあるが、これはなかなか合理的な治療法である。

しかし、湿った清潔なガーゼで覆う治療法は私には現実的ではない。そのような機能を持つ専用絆創膏を売っているが、治るまで貼りっぱなしにしておくやり方は私の好みではない。
そこで私は、漢方の傷用軟膏を使う。これは殺菌力は弱いが、細胞を傷つけず肉芽細胞の働きを活発にする。
軟膏はバンドエイトで覆っておく。軟膏は傷口にかさぶたを作るのを防ぎ、浸出する体液で湿潤な環境を守る。そして水仕事をするときは指サックを被せる。この方法で私は早く傷を治している。
傷用軟膏には紫雲膏とタイツ膏があり、後者が傷専用であるが、売っている店は少ない。比べて紫雲膏は火傷の特効薬で大きな薬局なら何処でも扱っている。

ピーマン料理はバンドエイドの上にゴムサックを装着して続行した。味付けはシンプルに醤油、胡椒、おろしニンニクだけにした。明日朝食べると程良く味が染みて美味い。

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