壊れたテレビにも良いことがある。2005年9月20日
今日は歯のメンテナンス。
母をリハビリに送ってから、銀行へ治療費を降ろしに行った。休み明けなので銀行は混んでいる。私の前の赤ちゃん連れの若い主婦は、無造作にブランドの手提げから札束を幾つも取り出して入金していた。私にはまぶし過ぎる生活であるが、羨ましくはない。幸せの定義は人それぞれである。一応健康でいられるなら、それが一番の幸せと思っている。死亡欄に載っている金持ちの訃報を目にする都度、沢山のお金は必ずしも人を幸せにしない、と思い返す。
上野歯科医院へ回る。歯のメンテナンスは早く終わって欲しいが、あと3回は通うことになる。せっかくの自由な時間も1日の真ん中で中断すると殆ど有効に使えない。しかし、歯は大事である。
1時半、治療を終えて赤坂の眼鏡屋へ出かけた。7月に新調した眼鏡が重いと母が訴えるので、フレームを変えようと思った。しかし、出来ないと言う。係は色々言い訳しながら、新しく作ることを薦めていたが、そんな馬鹿な話を聞く耳はない。相手にするのも面倒なので早々に辞した。安物買いの銭失いとはよく言ったものだ。単純な近眼用とか遠視用の眼鏡なら安売り店でも良いが、母のような乱視の交じった遠近両用となると信頼できる店で作るべきだった。
赤坂見附から銀座線へ乗って渋谷へ出て、先日買い残した絵の具を駅前のウエマツ画材で補充した。それから池袋へ出て、世界堂でナイロン面相筆を店頭にあるだけ買った。私の絵はこの筆を浪費するので沢山予備が必要である。それからビックカメラで超音波歯ブラシ用のブラシを買った。
ついでにテレビ売場を覗くと、液晶が随分安くなっていた。欲しいが暫く我慢する。今、我が家でちゃんと映るテレビは1台だけである。仕事場のテレビはカラーバランスが壊れ黄色みが薄く赤っぽい。もっとも、壊れたテレビにも利点がある。面白い画面だとつい筆を止めて見入っていたが、この画面では見る気がしないので、仕事がはかどる。
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