忙しく病院の梯子をした。2005年9月26日
今日の午後2時、東京北社会保険病院で母の視野検査がある。15分前に眼科へ行くと、直ぐに検査を始めてくれた。以前の大病院では2時間くらいは待たされていたので、この病院はとても助かる。次に3時半から私の歯科医院の予約が入っている。母の検査が時間通り終われば予定はスムースにこなせる。
検査は2時半に終わった。10分程待って診察室に呼ばれた。結果は春と変化無かった。3時に出れば歯科医院に間に合う。3時5分前に会計で金を払い終わった。母が見たがるので病院食堂のウインドウにいるソニーのロボット犬アイボを見せた。手を振ると何か喋りながら尻尾を振っていた。母はとても喜んでいた。
それから赤羽駅ガード下にあるドトールへ急いだ。そこで母を待たせて私は歯科医院へ行った。母はモールの通路にあるドトールのテーブルが好きなのでそこに座らせエスプレッソを置いて、急いで3時25分に歯科医院へ着いた。
5分待ちで治療は始まった。治療中、一人で待たせている母のことが気にかかる。治療は4時に終わり急いでドトールへ引き返すと、母は相席の中年女性二人連れと楽しそうに喋っていた。偶然にも二人とも同郷の久留米出身で話が盛り上がったようだ。心配したのは杞憂だった。
帰り道、家庭医のK医院を覗くと空いているので、急遽、北区の老人健診を受けることにした。レントゲンの結果は右横隔膜が上がり肺を圧迫している。去年の画像と比べても明らかに右腹部が腫れている。その辺りは肝臓である。K医師も私も肝臓ガンのことが頭を過ぎった。今は調子が良いので忘れていたが、7月頃、母は腹が張ると訴えていた。東京北社会保険病院にかかると診断結果は太りすぎか宿便が多いのかも知れないだった。今思うと更に肝臓を詳しく調べるべきだった。一段落したら、CTスキャンで調べてもらおうと思う。
以前から私は母の寿命は来年の夏以降、急速に終わりに近づきそうな予感がしている。その時は必ず来ることで仕方がないことだが、リアルに覚悟することは辛い。
K医院から5時に帰りについた。途中、調剤薬局が店を閉め始めていたが、無理を言って目薬を出して貰った。すっかり秋めいて、帰り着く頃は薄暗くなっていた。
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