驟雨と東京のジムグリ。2005年9月4日
日中は蒸し暑かったが、午後、埼玉に降った驟雨のおかげで涼風が吹き始めた。夜になった今は、赤羽も激しい雷雨に見舞われ、風は一段と心地よい。
今日は自然公園の帰り駅前に出た。小泉さんが応援演説に来るらしく、物々しい警備と雑踏である。苦労して駅前広場の雑踏を抜け、ダイエーでアガリスクを買った。
帰りは駅前広場を避け、裏道を通ったが、駅前へ向かう人波は絶えず、裏路裏まで警官が警備している。さすが、一国の宰相の警備である。
私もミーハー的に小泉さんを見てみたかったが、母は小泉さんよりペットショップのハムスターが見たいと言う。
ペットショップでは豆みたいに小さなハムスターたちがゲージの一角に集まり押しくらまんじゅうをしていた。彼等は狭い場所が大好きである。騒然とした世相に比して、ゲージの中のハムスター達の平和な姿が心に響く。暫く眺めて、帰りは緑道公園へ出た。
途中、緑道公園の石垣を蛇が登っていくのを見つけた。母は怖がるが、私は好きである。蛇はじむぐりのようだ。じむぐりは優しく平和的な蛇である。主食はネズミで、人の役に立つ。
石垣の躑躅の植え込みの中へ隠れたので、覗くと私に見つかるまいと微動だにしない。その慎重さのおかげで大都会の密集地でも生き延びて来られたのだろう。健気な姿に胸がジーンとして「がんばって生き抜けよ」と声をかけてしまった。
我が家には前の住まいの物置に住んでいた2メートル以上の青大将の抜け殻がある。脱皮を始めているのを見つけて、脱皮を手伝い、尻尾の先から頭まで、欠損なしに手に入れた。その青大将も私達が引っ越した後、解体業者によって物置ごと犠牲になってしまった。東京の蛇たちは哀れである。
帰り道「蛇に会ったからお金が入るよ」と母は縁起を担いだ。確かに昨日、注文絵が一つ決まった。このところ、このマックが不安定で、壊れないでくれと願いながら作業している。もし予定通り総ての仕事代金が入れば最新バージョンのマックとグラフィックソフトを新調できる。
外の雷雨は更に激しさを増し、開け放った窓から雨が打ち込む。過電流防止装置があるので、雷被害はないと思うが、早めにPCは終了しようと思っている。
| 固定リンク
「心と体」カテゴリの記事
- コロナ陽性となって起きる不都合と差別。Go Toトラベルの見直しは非科学的。令和2年11月22日(2020.11.22)
- 新型コロナは蔓延しないと終わらない。終息を急ぐあまり、自殺者とシャッター通りを残す愚策は止めてほしい。令和2年11月14日(2020.11.14)
- 上手な嘘と嘘の見抜き方で、営業・企画・宣伝力強化。冷和2年10月29日(2020.10.29)
- 報道の変化に新型コロナ終息が見えた。人口激増に備えての昆虫食。令和2年10月19日(2020.10.19)
- 今日は10回目の母の命日。令和2年7月1日(2020.07.01)