« ケロロ軍曹とゲゲゲの鬼太郎とおじゃる丸。2005年10月14日 | トップページ | 生きていることが本当に素晴らしく思える。2005年10月16日 »

2007年2月 1日 (木)

素人のクレームは怖い。2005年10月15日

仕事はまだまだ続くが、徹夜仕事はようやく昨夜で終わった。CDカバーの絵は昨夜から今日へ、バリエーションで色味を変えたデータをバンコクへ送った。しかし、先方のプロバイダーが不安定で重いデータは届かないことがある。そのようなことは日本や米国送りではまだ経験していないが、インターネット事情は国により微妙に違うようだ。

眠いが疲労感はない。仕事は良いものだ。しかし、仕事相手によっては酷く疲労感が残る事がある。役所、銀行相手が最悪で、彼等は良いものを作ることより安全を重視する。安全と言っても国民ではなく自分達の地位身分の安定である。その気弱さを狙って、色々な人達がつけ入り脅すからである。

最近は少なくなったが、たとえば人の顔の点目がダメであった。なぜなら眼球が無い盲目を描いたと言うことで、そちら系の福祉団体の代理と称する人達から脅された。同じ理由でグーチョキパーのグーチョキが指が揃ってない障害者を描いているからダメであった。同じく横向きで片手や片足が見えない絵もだめである。

理由は違うが親指を折って四本指にした手もダメであった。こちらは差別用語に繋がるようだ。そのことを念頭に銀行や役所系のパンフレットのイラストを見てみると面白い。まだこの禁忌事項が生きている所もあるかもしれない。

子供向け絵本の世界でも色々禁忌事項があった。星空は蕁麻疹を連想するから、ピンク色の肌色は火傷を連想するから、と主として神経質な母親からの抗議を恐れ、かなり窮屈な世界だった。

母親達を恐れるのは食品メーカーも同じである。パッケージイラストと中味を厳格に比較するユーザーが居る。たとえば冷凍エビのエビを描く仕事の時、モデルのエビの足とイラストは数を揃えてくれと仕様書に付記されていた。買ったエビの足を数えてイラストと違っていると「不当表示だ訴えてやる」と息巻く主婦がいるようだ。仕事は、このようなクレームが付き始めると際限なく疲労感がつのる。

|

« ケロロ軍曹とゲゲゲの鬼太郎とおじゃる丸。2005年10月14日 | トップページ | 生きていることが本当に素晴らしく思える。2005年10月16日 »