気分がざらつく日々。2005年10月29日

最近足が重い。朝起きて立ち上がった直後、長く椅子に座っていて歩き始めた時、何となく足が重い。母がよく足が重いと言っているが、それはこの感覚を大きく増幅した症状なのだろう。
しかし、ショックはない。老いはどれもこのような微かな症状から始まるものだ。老人と暮らし多くの老人達と接していると、老いは自然なものとしていつの間にか受け入れている。

昨日、勇を決して池袋ビックカメラで安物のブラウン管テレビを買った。始め、14インチを予定していたが、それに3000円追加するだけで21インチが買える。それで、躊躇なく21インチを買うことにした。機種は持ち帰りできるように小さく軽いものにした。しかし、受取窓口で見た段ボール箱の大きさに驚いてしまった。中味の倍ほどの大きさで、到底電車には持ち込めない。
諦めて配送を頼んだ。始めから配送を予定していたら、もう少し金額を追加するだけで更に上位機種が買えたのだが、クルクル変更するのもみっともないので諦めた。

このところ、物事がなかなかスムースにいかない。先日、煮物を多く作ったので、ビニール袋に入れて冷凍保存しようと思った。それで、ビニール袋に詰めると簡単に底が抜け煮物を台所にぶちまけてしまった。ビニール袋は最近買ったばかりの150枚入りである。調べてみるとどれも底の封が甘く、少し押すだけで簡単に抜ける。中にはその封すらしていない品があった。
ビニール袋は量販店で買った中国製で、安物買いの銭失いである。ちゃんとした店なら厳重抗議するが、安売りの量販店ではその気が萎える。しょうがないと呟きながら床の掃除をした。

先日よりザラザラした出来事が次々と起きる。先週、銀行発注の仕事で最終プレゼンのた結果はまだ来ない。自分達への日程納期などの配慮は厳しく要求しながら、私達への配慮は完全無視でやりたい放題。この自分勝手さもやりきれない。宮仕えは辛いと、サラリーマンの友人達がぼやいていたが、このようなことを言っているのだろう。