妻を斡旋すると言う電話セールス。2005年11月21日
母はカリン酒を咳止めに飲んでいる。それは母がガンで倒れた一昨年秋に漬けたものだ。その大瓶が4本で内2本は空。今年はその空瓶に漬けようか、止めようか迷っている。一昨年は、漬けても無駄になりそうな気がして迷ったが、漬けて無駄にはならなかった。だから、このまま漬けないのは気持ちが悪い。結局、後のことは考えず漬けることにした。しかし、まだ、カリンが売っているかどうか心配である。
そんなことを書き込んでいると見ず知らずのおばさんから電話があった。
「あなたは一人者ですが、これから先もずーっと一人でいるつもりでか。それでは寂し過ぎませんか。」と、無礼極まりない。
電話は結婚相談所からだった。相手かまわず電話してくるおばさんに、プライベートな心情を吐露する気はさらさらない。切ろうとする私に、図々しくまくしたてるおばさんに無性に腹が立った。私は「その情報はどこから手に入れたのか、分かったら個人情報保護法に違反するので告発す。、」と厳しく応対すると、おばさんはすぐに電話を切った。
最近、この種の電話セールスが多い。殊に墓の売り込みや、病気を直してやるから運勢を見させてくれ、等の誘いだ。高齢でガンの母を抱えているので、商売になると踏んでいるのだろう。もし、役所がその情報源だとしたら許せない。
昔、祖母や父を亡くした時も、翌朝から香典返しの贈答品の会社や墓地の売り込みのセールス電話にさらされた。私は一般的な商品セールスには理解を示すが、この手の不幸に付け入るセールスには怒りを感じる。
墓は持たない主義だ。
緑道公園脇に墓地がある。昔からの墓地で古い墓も並んでいる。古いものは丸みを帯び、高さ4,50センチの小さな柔らかめの石で出来ている。更に古い墓石は風化して角が取れ、文字も薄くなり、苔むして、ただの石ころに見える。比べて、新しい墓石は大きくて、千年は持ちそうな花崗岩等の丈夫な石質である。
私も母も、次第に自然石へ風化する小さな墓石が好きである。墓はただの目印で良い。お参りする縁のある人がいなくなったら、ただの石ころに帰れば良い。
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