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2007年2月 5日 (月)

子供、大人、男女、それぞれに特有の匂いがある。2005年11月4日

母も私も、寝る前に水分を十分に取るようにしている。水分不足で寝ると血液粘性が増して脳梗塞の原因になったりするからである。
昨夜、私はいつもより多く水分を取って寝た。その所為で4時頃に小用を催し目覚めた。眠れないまま新聞に目を通していると、いつの間にか寝入ってしまった。

夢の中に昔別れた女が出て来た。現在彼女は幸せな結婚をして子供もいる。その亭主もよく知っている。
夢の中で、私は女と亭主と三人で紅葉の山をハイキングしていた。ハイキングを楽しんだ帰りの電車で、女は家に寄って行けと誘ったが、私は居心地が悪そうなので、別れて途中下車してしまった。
その時、私は目覚めた。目覚めても女のことが懐かしく頭に残っていた。母の車椅子を押しながら、残り香のように女のことを思い出していた。

見上げると素晴らしい秋晴れだった。しかし、公園は閑散としていて、出会ったのは顔馴染みの一人だけだった。その彼は70代半ばの穏やかな人である。いつだったか、公園で進行方向にいた彼は母の車椅子の進むコースの邪魔にならないようにそっと避けた。そのような気遣いに母も私も好感を持つようになった。

先日、女子高生の一団が公園に来ていた。すれ違う時、女子校の匂いがした。その時、Iさん夫妻と立ち話しをしていたので話題は体臭のことになった。I夫人は女子高生の孫のことを話した。孫が遊びに来た時、主人Iさんの年寄り臭さが我慢できないと部屋を出ていったらしい。実際のIさんは清潔で悪臭等ない。
その時、その辺りに女子高生たちの汗と安物の香料の匂いの交ざったすえた匂いが残っていた。Iさんの話を聞きながら、この匂いだって良いとは言えないのに、と思った。

「加齢臭」とは明らかに差別語である。人は子供、大人、男女、それぞれに特有の匂いがある。色々な世代が一つ家に暮らしていた時代はそれぞの匂いを認めあっていたのだが、核家族になった今は、加齢臭のみが差別的に使われるようになったようだ。私はIさんに孫に対しては毅然と対応したが良いと話した。

昔は今より色々な臭気に満ちていて若者は匂いに対して寛容であった。しかし、今の子供の世界では匂いがいじめの対象になったりする。その現状が、年寄りの匂いへの差別に繋がっているのかもしれない。
私も母にも加齢臭はあるが、それは生きている証拠であり、当然のことと思っている。

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