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2007年2月 7日 (水)

話を聞かず一方的に自分の事を話すのは惚け症状。2005年12月2日

公園の帰り、商店街の八百屋を覗くとカリンがあったので、3個500円を2パック買った。これを漬ければ先日漬けた分を加え、空き瓶はなくなる。
母は無駄になるかもしれないと言った。その時はその時、先のことを考えたら何も出来ないと私は答えた。母は余ったらお前が飲めば良いよとつぶやいたが、どうなることやら・・・

帰り道、高架下の商店街を覗き、京浜東北線脇から緑道公園に入った。今朝の寒さで桜の紅葉が殆ど散り地面が華やかに彩られていた。いよいよ冬である。
同じ道を行く60代後半の男性が何となく話しかけてきた。落ち葉が奇麗だ、と言った内容である。それから男性は定年で時間が余るので写真を撮っていると話した。そして、手にしていた四つ切りの写真を見せた。写真は素人ぽくて、楽しめる写真ではない。しかし、母は老人の気持ちを察して、適当に褒めていた。

男性は母と私が話すことをまったく聞かず、一方的に自分のことばかり話していた。惚けが始まっているのかもしれない。男性とは東京北社会保険病院下の通りで別れた。
「こちらの話を聞かない人は疲れるね。」男性が見えなくなってから母が話した。私も男性との会話にひどく疲れていた。あの調子では、家庭でも孤立しているかもしれない。

師走に近づき、忘年会の誘いが多い。会って楽しい人もいるが、嫌な相手もいる。殊に自分の自慢話ばかりで、こちらの話を聞かない人は苦手である。最近は、嫌な相手には母が具合が悪いから、と言って断ることにしている。

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