雪の日の車椅子押しは大変。 2006年1月22日
大雪の中、昨日も今日も散歩へ出かけた。
車椅子は雪が柔らかい降りたての方が楽である。いったん溶けて固まった雪は大変で、田舎の砂利道を行くような重労働になる。東京に雪が降るといつも思うが、北国で介護されている方の苦労がしのばれる。明日から好天が続いて、早く路上の残雪が溶けることを願っている。
今日は散歩の帰り駅前に出て母の介護用品を買った。
帰りは亡くなったK医院の前を通った。ビル一角の小さな診療室の玄関には、都合により暫く休診させていただきます、の張り紙があった。母はKさんに死を看取ってもらおうと思っている程信頼していたので、その光景は辛いようだ。
親切な家庭医には家族に対するような感覚がある。プライベートなこともオープンにして、生き死にを任せているからかもしれない。しかし、センチメンタルになってばかりはいられない。早急に新しい家庭医を見つけなければならない。
ライブドアショックは私にも少し影響した。今、描いている30号の絵の注文主もライブドア株で損したからだ。おまけに検察が入る前日にも買い増ししたようだ。しかし、ゆとりのある人なので、これで注文がパーになることはない。しかも、前金で半額貰っている。昨日かかってきた電話でも心配ないからと話していた。
私はこの絵で新境地を開こうと思っている。それで、昨年末から何度も何度も描き直し、やっとイメージが動き始めた。Kさんの死や大雪が、心に波紋を作ったからかもしれない。
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