« 師走に強壮飲料を母に飲ませた。2005年12月30日 | トップページ | 人生は濃密でも軽くても、人生の意味は同じ。2006年1月5日 »

2007年2月11日 (日)

豆柴がワンと尾を振る初詣 2006年元旦

気のせいか戌年の元旦は犬連れの初詣が多い。どの犬も家族の真ん中を晴れ晴れと胸を張って歩いている。やはり、日本犬は正月に似合う。

午前中に母の散歩を済ませ、それから初詣に回った。
暮れからの正月支度でヘトヘトに疲れている。今年から頑張るのは気持ちだけにして、体は無理しないようにしたい。
昨日の大晦日は夕暮れから湯島天神へ大祓へ出かけた。
その午前中は母に散歩をさせて、おせち料理作りと大掃除に忙殺されて気怠い。しかし、大祓を止めて厭なことが起きたら目覚めが悪いので、体にむち打ち4時に家を出た。

15分近く電車を待ち、北赤羽駅から赤羽駅。乗り換えの京浜東北線上りは目の前で乗り損なった。それで、10分後の高崎線上野行き普通へ乗車した。途中は尾久に止まるだけなので、乗り損ねた京浜東北線を追い抜いて上野に着いた。

大晦日の上野公園は閑散として、ホームレスと外人ばかり。演技中の外人大道芸人の見物は日本人の女の子が二人だけだった。
不忍池を横切り、近道の池之端のホテル街を抜けた。休憩4000円のホテル看板をすり抜けて、アベックが数組がホテルへ入って行った。二人で紅白でも見るのだろう。

5時前に湯島天神へ着いたが、お祓いの人形を納めるのに長蛇の列。並んで待っている内にお祓いが始まった。小1時間で式典は終わりお清めの酒を1番に頂き、古いお札を納品して帰路についた。
裏門から出ようとするとおみくじ売り場が目に入った。おみくじは母がガンで倒れる前、浅草の観音様で3連続で凶が出て以来避けていた。恐る恐る買い求め、開いてみると大吉。これはさい先が良い。
気分が良くなり、吉池で唐墨を買った。
帰りの電車はスムーズに乗った。しかし、赤羽駅から飛び乗った埼京線は快速川越行きで北赤羽を通り過ぎ戸田公園駅で下車して、寒風吹き抜けるホームで20分近く上り各駅停車を待った。
この駅で下車するのは15年ぶりだ。夏の花火大会の日、女と下車したが、突然の雷雨で花火大会は中断。雨宿りに荒川土手近くの安宿に入った。
しかし、どうしても相手の顔も名も思い出せない。多分、好きな相手ではなかったのだろう。
昔の事を思い出していると、上りが到着した。車内は20代女が二人に男一人だけのガラガラ。3人共、携帯メールのチェック中だった。

そのように旧年もまた、寒々とした大晦日で終わった。このパターンは長く変わらず続いている。

|

« 師走に強壮飲料を母に飲ませた。2005年12月30日 | トップページ | 人生は濃密でも軽くても、人生の意味は同じ。2006年1月5日 »

心と体」カテゴリの記事