シャネルの化粧品売り場 2006年10月11日
昨日買ったアンテウスのアフターシェーブローションは販売されるとすぐに手に入れた。以来20年以上愛用している。その前までは男性用シャネルは少なく、どれも香りが女性ぽくて好きになれなかった。今もその頃のコロン等が使い切らないまま残っている。アフターシェーブローションは6500円。ジャブジャブ使う訳ではないので2年は持つ。計算では1回分10円程である。
2年ぶりに西武の化粧品売り場に行くとシャネル売り場は場末に移動していた。
商品を頼むと「セゾンカードはございますか。」と販売員が聞く。家に10枚くらいあるけど持っては歩かないと答えた。本当は5枚である。持ち歩かないので買い物の都度作っていたら増えてしまった。販売員はそれならと「名前、生年月日、電話番号をご記入下さい。」とカードを渡した。必要事項を書き込むと、販売員は奥へ消えた。「もうしわけありません、ご登録がございません。」戻って来た販売員は慇懃無礼に言った。そして「新たにお作りになってはいかがですか。」と言う。作っても、自分は5年に1度しか買い物しないから必要ない、と答えた。販売員は面白くなさそうな顔をした。スタイルは良いが不健康な顔色の女である。
始めてシャネルで買い物をした30年前は、コロコロした可愛い子が多かった。それで、仲良くなって、商品見本を沢山貰ったりした。その中には今も年賀状を交わしている人もいる。販売員の変化も時代の流れかもしれない。
販売員は商品とお金を持って何処かへ消え度つて来ない。何処でも化粧品売り場は何故か支払いに手間取る。レジが見えない場所にあって販売員がそこまで持って行くからである。化粧品売り場にレジスターは美的に拙いと考えてのことかもしれない。
私はカウンターバーみたいな椅子に腰かけて、周りを見物しながら待った。フローア全部が化粧品売り場で、お客も店も若い女性ばかりで退屈しない。とちらかと言うと、大メーカーより、マイナーの方が可愛い子が多い。それにしても、メーカー全部の試用の香水やクリームの香りが交ざって凄い香りの洪水である。鼻の良い人なら気が狂ってしまうかもしれない。
販売員は相変わらず過剰包装のシャネルのロゴ入りの手提げを持って戻って来た。私はバックに放り込み、化粧品売り場を急いで脱出した。
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