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2007年3月31日 (土)

母に呼ばれ 何事かと行けば 窓に月 2006年10月7日

昨日は15夜だったが暴風雨で見えなかった。
先程ベランダに出ると、絵に描いたような月と雲が、街の上に見えた。
眺めていると環八の騒音の間に、地上の虫の声が静かに聞こえた。

母に呼ばれ 何事かと行けば 窓に月

これは先日詠んだ句である。
今夜は私が、ベランダ傍の部屋に寝ている母に声をかけた。
「あら、月が出ているの。」と母は寝たまま返事をした。しかし、起き上がるのはきつそうで、見ようとしなかった。
母は昼間は元気だったが、夕暮れから腹が張ると苦しそうにしている。ガスコンを飲ませたり、腹をさすったりしているが芳しくない。明日からは病院も連休、朝までに回復してくれる事を願う。

子供の頃、15夜にはススキの穂を採って来た。
夜になると、母は縁側の花瓶に挿し、茹でた栗と里芋をザルに盛って月に供えた。
15夜には子供たちは外に出て、月明かりの道路で綱引きをした。それから、何処の家のお供えでも盗んでよかった。もし、お供えがお月見団子なら喜んで盗んだが、芋では魅力がなく、盗みに行った記憶はない。甘い物が貴重な時代である。

自然公園のススキは穂が出そろった。
もし、自然公園で夜を過ごせたら、ススキの穂並みの間から月を眺めてみたい。
仕事部屋のテレビを消すと地上の虫の声が聞こえた。もの思う秋とはよく言ったものだ。静かになると、昔の事が次々と思い出される。

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