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2007年3月 2日 (金)

王子稲荷の初午 2006年2月10日

今年も王子稲荷神社の初午に母を連れて行けた。
行程は地下鉄南北線で王子で下車。好天に恵まれ人出が多い縁日道はなかなか前へ進まない。いつものように稲荷神社脇の急坂を車椅子を押し上げ、脇から境内に入る。近くに工学院があり若者達が多いが車椅子を押し上げる私には無関心。私は手伝いを好まないので、それで良いのだが、赤羽なら若者が必ず飛んで来て手伝おうとする。赤羽とは若者の気風が少し違うようだ。

本殿脇に車椅子を止め母の写真を撮る。カメラをウエストバックにしまおうとした時、母は勘違いしてブレーキを外してしまった。場所は少し盛り上がった舗道上でそのままでは母は転んでしまう。私はカメラを投げ捨て慌てて車椅子を止めた。カメラは地面の石にぶつかり鈍い音。すぐに拾い上げスイッチを入れてみると何処にも異常はない。巧い具合にカメラボデーの一番丈夫な所がぶつかり助かった。神の助けに深く感謝。

車椅子を移動させていると、目の前でおばあさんが転んで立ち上がれないでいる。すぐに飛んで行って起こす。背中のリュックの荷が重過ぎて、後ろに倒れたようだ。

母を本殿脇に置いてお参りに行こうとすると、私がカメラを落としたあたりで、老夫婦が一眼レフカメラを落とし、レンズを割ってしまった。どうやらそこはカメラが落ちる厄場所のようだ。

母を本殿脇に待たせ、本殿支社と順繰りにお参り。人気の力石の社は長蛇の列。50センチ程の力石を持ち上げた時、軽ければ願いが叶うと言われている。しかし、老人が多くて、殆どの人は石は僅かに浮くだけ。15分程並んでやっと私の番。私がエイと持ち上げると力石は一気に顔の辺りまで上がった。後ろから「凄い、軽々と上がった。」と賞賛の声。何となくいい気分になった。

帰りは社務所で再び行列に並び、お守りの奴凧を1200円で買う。母の元へ戻ろうとすると傍らの植え込みで、先程起こして立たせたおばあさんが再び尻餅をついている。誰も気付かないので、「起こしましょうか」と声をかけると嬉しそうな顔。すぐに助け起こし、リュックの長過ぎるベルトを調整して担がせた。「あら、担ぎやすくなった。」とおばあさんは何度もお礼を言った。

結局、母を30分程待たせてしまった。帰りは裏道を急ぎ、北トピアの身障者用トイレで母は用を足させた。帰宅は1時を過ぎた。色々あったが、何となく良い日だった。

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