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2007年3月 7日 (水)

早春の新年会。2006年2月19日

先週金曜は銀座のビアホールで出版繋がりの新年会。
と言うとハイソな感じだが実際は違う。たらふく飲んで食べて私が負担したのは2千円。パロル舍の川畑氏が少しかぶってくれたおかで格安ですんだ。いつも思うが銀座の飲食店は意外に割安である。

今朝は出かける時は風が冷たかったが、自然公園に着く頃は薄日が射して春めいた。ミズキの枝の紅色は薄く粉を吹いたように春の木肌に変化して新芽も膨らんでいた。ヨモギは新芽を広げ、見るからに香り高く美味しそう。ウグイスカグラは小さなヒョウタンのようなピンクのつぼみを膨らませている。春は既に爆発寸前である。

緑道公園の桜広場では、いつものホームレス達が安酒で盛り上がっていた。寒い間は消えていたが、暖かさに誘われて戻って来たのだろう。今日はいつものメンバーに40代半ばの新人が加わっていた。
ネクタイにトレンチコート。服のよれ具合からホームレス歴2,3ケ月といったところか。相変わらずベテランが「こんなことしていちゃいかん。頑張らないといかん。」と同じ事を延々と説教していた。

2月20日

まだ水道水は冬のままで、洗濯のすすぎ水が冷たい。この冷水に手を入れる度、氷山の浮く冬の海を想像する。北大西洋の海水はこの洗濯すすぎ水よりずーっと冷たい。その海でタイタニックは沈んだのだから、乗客が助かる訳がない。
映画「タイタニック」の終わりのシーンでレオナルド・ディカプリオは海の中へ沈んで行ったが、さぞや寒かった事だろう。私はそんな事を思いながら、すすぎ水に手を沈め5分程我慢してみた。しかし、すぐに手が痛くなって引き出した。

午前中は東京北社会保険病院の眼科に母を定期検診のために連れて行った。風邪が流行っているせいか、隣の内科を待つ患者はいつもの倍はいた。ウイルスだらけの待合室に母を置いているのは心配。風邪防止に10分おきに母にお茶を飲ませた。
10時半に診察は終わった。緑内障、白内障の変化はなし。視力は前々回から段階的に良くなっていて「そのお年で、回復されるとは驚異的ですね」と医師は驚いていた。今年からコエンザイムQ10とαリポ酸の服用量を増やしたからかもしれない。診察代は460円で、民間と比べると安い。

時間があるので急いで自然公園へ散歩へ行った。しかし、公園に着く頃は雨が落ちて来た。母のダウンのコートは防水が効いているので濡れる心配はないが、のんびりはできない。雨に霞む公園の草木を眺めていると、スズメが集まって来た。濡れた舗道に餌を撒き、私たちは早々に帰宅した。気象庁はお昼前から降り始めると予報していたが、当たるのは本当に珍しい。

午後は川向こうの浮間生協診療所で定期検診。ここも混んでいて小1時間程待った。前回同様、若い担当医師は丁寧な診察で母は喜んでいた。その後、看護婦さんと面談。母の生活環境が知りたいようだ。こちらも丁寧で好感が持てる。診察代はそれでも250円と格安。予定したより出費が少なく済んだので、帰りは途中のスーパーライフで色々お菓子を買った。

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