シミ取りに皮膚科へ行く。 2006年2月28日
今日月末は仏壇の花と神棚の榊を買う日。一日と中日はそれらを取り替える日だ。忙しい時は煩わしいが、無理してでもやらないとこのような伝統的な習慣はすぐに廃れてしまう。
今日は母が通所リハビリしている間に、駅前に開業した皮膚科を訪ねた。日にさらされている顔や手の甲のシミの中にやや隆起したものがある。老化の一つで気にする程ではないが、中には稀にガン化するものもある。知人の医師は、気になるシミを見つけるとすぐに液体窒素で処置する、と話していた。それで、私もそうすることにしている。以前は旧知の女医さんが気楽に液体窒素で凍結除去してくれたが、今の住まいに引っ越してからはその皮膚科は遠くなり疎遠になった。
近い東京北社会保険病院にも皮膚科はあるが、担当医が心が不安定な人で患者の評判がすこぶる悪い。私も一度かかって、2時間近く待たされ諦めて帰った事がある。その時は大勢の患者が待っているのに医師は一人の患者も診察室に入れなかった。まるで小学生並みの診療拒否である。その医師も気分が良いと親切に丁寧に診てくれる。私が初診の時がそうで、評判が悪いと聞いていたのに意外な気がした。
今日皮膚科に行くことにした本意は、母に何かあった時に頼れる皮膚科を探していたからだ。あたりを付けた皮膚科はインターネットで探した。それから床屋さんで評判を確認した。そして、私が直接医師や診療所内の設備を確かめることにした。
待合室は小さな子供ずれが多く30分程待たされた。
医師は40代の繊細な人だった。雰囲気は死んだ私の長兄に似ていて、親しみを感じた。医師は脱脂綿に浸した液体窒素で次々と丁寧に凍結処置してくれた。我々は日焼けは健康の証と言われて育った世代で、メチャクチャな日焼けで肌にダメージを残している者が多い、と言った事を医師は処置しながら話していた。
初診と治療費は合わせて1500円と安かった。帰り車椅子の進路とトイレが母が使えることを確認した。これで、母に必要な診療所は総て確保できた。
帰り、通所リハビリの母を迎えに行き、車椅子を押して生協に寄って花と榊を買った。何となくホッとして肩の荷がおりた。
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