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2007年3月 1日 (木)

気持ちが無いビル街の風。2006年2月4日

予報通り寒い朝で、道路脇の黒土は盛り上がり、10センチ程の霜柱。地面を足でかいて、銀色にキラキラ光る氷の針を眺めた。先客が既にあちこちかいているが、私もやらずにはいられない。これは子供の頃からの習性である。
自然公園の氷結した池では子供達が木切れで氷を突ついていた。内心私もやってみたいが、車椅子を押しているので我慢した。

古民家では1日遅れの豆まきの準備。関取が来るらしく、区役所職員たちが縁側をベニヤの厚板で補強していた。顔見知りの係の人が「11時には豆拾いの整理券を出しますので、お待ちになったらいかがですか。」と声をかけて来た。すでに11時15分前だが、見物客らしき人は全くいない。帰り道出会った知人に聞いたが、誰も豆まきのことは知らない。この様子では、観客が集まるかどうか心配になる。もし、人出が寂しい時は、隣接の運動場でサッカーの練習をしている子供達を動員するのだろう。

公園の枯れ木を揺らして過ぎる風は冷たくても清々しい。しかし、帰り道通ったビル街の風はただ冷たいだけ。母は「気持ちが無い風」と街の風を嫌がった。
駅のビデオ店で借りていたDVDを返した。それから商店街を抜けた。
八百屋の客とのやり取り。ウナギやの煙。のんびり歩く老人達。古い町並みは人の温もりがあって心地よい。

昨夜、特集番組で見た、ゴーストタウン化している地方の商店街の風景を思い出した。地方の人は車を使うので、郊外型の商業施設が賑わうらしい。しかし、車が無い取り残された老人たちはどうしているのだろう。老人社会が既に出現しているに行政のやることは理解に苦しむ。
東京はまだ商店街が健在なので、老人達には住みやすい。最近、リヤカーで豆腐を売り歩く若者によく出会う。築地の老舗豆腐屋が始めたことで、かなり成功している。引き売り等の、昔風の商売が復活する気配を感じる。

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