« わんちゃんと赤ちゃんの車椅子への対応。2006年4月12日 | トップページ | 抽象画を納品する。2006年4月15日 »

2007年3月20日 (火)

食欲は生物共通の悩ましい問題だ。2006年4月13日

自然公園に着くと、足の悪いNさんが入り口の石段に腰を下ろしていた。この3日ほど姿を見なかったので母は心配していた。
「具合はいかがですか」と、いつものように挨拶をすると、彼は体調のことを話し始めた。
「65,6歳くらいまではとても元気だったので、このまま歳を取って行くと思っていたけど、ここんとこ急に弱っちまって、今日なんか身の置き所がないくらい足が重い。まるで、鉄板のズボンをはいているみたいだ。」
とNさんは話した。
弱った原因は食生活にある。聞いてみると愕然とした。3食、菓子パン、揚げ物、インスタントの麺類ばかりで済ませ、ご飯や野菜の摂取は皆無である。よく、そんな食事内容で生きてこられたものだ。
しかし、いきなり腹八分を薦めても彼に実行はできそうにない。それで、食事始めにキャベツ等で腹を膨らませておいて、主食は粉食を止めご飯を食べるように強く薦めた。
しかし、「情けないね、男のくせに、甘いものが大好物で、スーパーで見るとつい買っちまうんだ。」と意志が弱いことをNさんは嘆いた。Nさんは知的な人で、本人は悪い生活習慣については熟知している。叱咤激励してくれる家族でもいれば良いが、一人暮らしのNさんの生活は、ついつい安楽へ流れてしまうのである。
「せめて、1キロでもいいから体重を減らしてみて下さい。そうすれば回復を実感できますから。」そう言ってNさんと別れた。

公園の池にかかる橋で知り合いがしきりに池を覗いていた。大きな食用蛙がいたようだが橋の影に隠れて見えないらしい。どうやら、去年の夏「ウオー、ウオー」と鳴いていたのが、無事に冬を越したようだ。先月、池では沢山のヒキガエルのオタマジャクシが孵っていた。しかし、このところ一匹も見えない。もしかすると食用蛙に食べられてしまったのかもしれない。何しろ彼らは、ネズミでも小鳥でも一飲みで食べてしまう。食欲は生物共通の悩ましい問題のようだ。

|

« わんちゃんと赤ちゃんの車椅子への対応。2006年4月12日 | トップページ | 抽象画を納品する。2006年4月15日 »