厭な女の子は男を籠絡するのが得意。2006年4月9日
昨日の散歩帰り、冷たい強風が吹き荒れた。
帰宅後、母は疲労感を訴えた。聞くと、散歩帰り寒かったようだ。そんな時の為に防寒用のビニールコートを持ち歩いている。帰り道、私は何度も寒くないかと聞いたが母は平気だと答えていた。「何故、寒いと言わなかったの。」と母に強く言った。些細な事のようだが、対応の仕方によっては致命的になりかねない。
老人が疲労感を訴えている時は風邪の前触れが多いので、すぐに葛根湯を飲ませた。暫くすると気分が良くなったと母は言った。夜、寝る前に、念のため、もう一服飲ませておいた。
今朝、母はいつものように元気で安心した。以前、風邪予防についてのNHK特集で、初期段階で葛根湯を飲ませるとウイルスへ対する免疫力が増すと言っていた。確かに、殆どの風邪はこの方法で防ぐ事が出来る。
今日の散歩は好天だが風が強い。母は昨日に懲りて、しっかり着込んで寒さ対策をした。いつものように御諏訪神社前の急坂にさしかかると若者達が通りにたむろしていた。そのまま車椅子を押して行くと、道の真ん中でミネラルウォーターを飲んでいる女の子にぶつかる。女の子に私たちが正面に見えるのですぐに避けてくれると思っていたが、近づいても微動だにしない。車椅子の速度を緩め、どくように言おうとした瞬間、横の女の子が私たちに気付き「ほら! 邪魔よ。」と邪魔な女の子の腕を引いて移動させた。
公園へ向かいながら、母は「あのような無神経な子を貰う男の人は気の毒ね。」と邪魔な女の子の悪口を言っていた。しかし、そのような子は男を籠絡するのが得意で良い男を掴んだりする。それに反し、私たちを気遣ってくれたような優しい子は貧乏くじを引いて苦労する事が多い。世間は上手く行かないものだ。
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