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2007年3月21日 (水)

プルーンのワイン漬けで母の便通は快調。2006年5月13日

母は一昨日のペインクリニックから便意が止まっている。昨日の失禁同様に、麻酔が直腸に影響しているかもしれない。母は腹部の手術を重ねた結果、弱った腹膜の補強にメッシュが入っている。メッシュは組織と板状に一体化していて腹部に余裕がない。それゆえ、ちょっとした便秘でも重い症状が出てしまう。

放っておけないので、今朝はイチジク浣腸をやらせてみた。しかし効果はない。次は冷たいトマトジュースと豆乳を飲ませ、間をおいて再度イチジク浣腸を試みさせた。これでダメなら診療所へ連れて行く他ない、とやきもきしていると「出たよ。」とトイレから嬉しそうな声。更に間をおいて残りの通じもあり、張っていた腹がすっきりしたようだ。介護で大変なのは出る方の処置である。下痢よりも止まる方は何倍も大変である。

朝から冷たい雨だが、母は回復して来たので散歩に連れ出した。この時期の雨は心地良い。雨に洗われた新緑の美しさは心の隅々まで清浄にしてくれる。

静かな桜並木を押しているとケーキを焼く香りが漂って来た。ふいに子供の頃の旅の記憶が蘇った。子供の頃、母は日南海岸の小さな漁師町から時々バスで宮崎へ連れて行ってくれた。昭和20年代、宮崎への旅は悪路3時間の大変な苦行だった。おまけに、そうやって辿り着いた宮崎は今日のような冷たい雨の日ばかりだった。だから、冷たい雨の日に宮崎で食べたホットケーキやプリンが記憶に重なる。
その話をすると母は懐かしそうにその頃の事を話した。母には小さい私たちを連れての旅はとても楽しいものだったようだ。

桜並木端の何でも屋では老人達が楽しそうに酒を立ち飲みしていた。「冷たい雨なのに頑張るね」と出来上がった老人の一人が母に声をかけた。母も嬉しそうに挨拶を返していた。老人達は店が元のように復帰した事が嬉しそうだ。

雨の自然公園は静かだった。先週までの母の弱り具合を思うと、こうやって連れて来れることが嘘のようだ。明日の事は分からないが、とにかく、今日母が元気な事が嬉しい。母も何度も深呼吸しなが、ここの空気は酸素が濃いと嬉しそうだった。

帰りは駅前に出て、安売り酒屋で赤ワインの1升パックを2本買った。これに蜂蜜を加えプルーンと干しぶどうを漬けたものを母は毎食欠かさない。今日のようなことはたまにあるが、おかげで通じは快調である。

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