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2007年3月22日 (木)

老人は生活の質を良くするだけで、健康状態も好転する。2006年5月22日

午前2時頃、小用で目覚めた母はベットから滑って尻餅をついた。すぐ、私を呼んでくれれば良いのに、寝ているのを起こしては悪いと小一時間かけて自力で起き上がった。
朝、私はその事を聞かされて驚いた。自立心は良いが、危険すぎる。次に転んだら、直ぐに私を呼ぶように厳しく言った。
しかし、不思議な事に母はいつもより元気良く見えた。ビックリして色々体を使った事が体の良い刺激になったのかもしれない。

朝食後、東京北社会保険病院皮膚科へ母を連れて行った。耳に再び潰瘍が出来たからだ。単純な床ずれなら良いのだが、悪性だった前例があるので不安が過る。もっとも、悪性でも今の段階なら治療は簡単である。
病院へは9時前に着いた。最近、この病院は朝から混雑している。開院した頃の閑散とした待合室が嘘のようだ。混雑は仕方ないとして、しつけの悪い子供が走り回り、騒いでいるのには閉口する。何とかして欲しいと思うが、最近の親は厳しく叱ることはしない。

皮膚科の診断は、今の段階では何とも言えず、経過を見る事になった。診察代は80円。10時に会計が終わったので、生協で買い物して急いで11時に帰った。

早急に母が転ばないようにしなければならない。昼食前にベットの足を13センチ短くした。このベットは、20年前、ヘローリングの部屋に私が作った縁台である。私はその上に囲いをし、炬燵を置き、気持ちのよい小空間を作った。それを、こちらへ引っ越す時、ベットに使おうと持って来た。

手製は自由に手を加えられるのが良い。先日は手摺を付け、今日は脚を短くした。しかし、ベットの下を額の置き場にしていたので、収納出来なくなって困った。結局、古いデッサン額は思い切って捨てた。

母は低くなったベットでの寝起きを試し「楽ちん楽ちん」と喜んでいた。もしかすると、深夜転ぶ不安が母の健康に悪く影響していたのかもしれない。安心した母はいつもより快活になった。老人は生活の質を良くするだけで、健康状態も好転するようだ。

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