携帯の普及で赤電話が皆無になってしまった。2006年5月5日
自然公園のウグイスカグラは赤い実をつけていた。早速、摘んで母に食べさせた。母は初物だと喜んでいた。
古民家で休んでいると係の人が下の田んぼで刈った菖蒲を持って来てくれた。明日は節句のようだ。ヨモギと束ね、魔除けとして母の部屋に置くことにした。
しかし、母は散歩帰りに極度の疲労を訴えた。いよいよ、リハビリで歩く長さを短くしなければならない。
昼食の後、額と画材を買いに新宿世界堂へ出かけた。しかし、携帯を忘れてしまい、母が転んでいないか気になった。家へ電話をかけようと公衆電話を探したが何処にもない。携帯の普及で赤電話が皆無になってしまったようだ。
それでもやっとデパートの入り口で見つけたが、手持ちの10円玉がない。結局、世界堂の帰り、手に入れた小銭で電話をかけた。電話に出た母はベットに入っていた。寝ていてくれれば安心である。
今年に入ってからずーっと仕事は失敗続きで、とことん金がない。今月分の家賃、来月の生活費、母のガンに効くサプリメントの購入、どれも必要なもので、早急に何とかしなければならない。しかし、打つ手は何も残っていなかった。
そんな時、突然旧知のOさんから絵の引き合いが来た。Oさんは、出版業のかたわら画商もしている。
私が望むように好都合にはいかないだろうと思いながら、是非にとお願いした。
しかし、Oさんはコレクターに熱心に営業をかけ、2点売約にこぎつけてくれた。
そして昨日、Oさんは早々と内金を届けてくれた。私が必要とする額を十分に上回る額である。Oさんは私の窮状を知って気遣ってくれたようだ。嬉しくて、Oさんが帰宅すると同時に、必要だったホームページ製作ソフトdreamweaver-8を買いに池袋ビックカメラへ出かけた。
母が具合が悪くなった頃、掛け時計が突然壊れた。母の命が尽きる暗示のようで、不吉な気がしたので、ソフトと一緒に掛け時計も買うことにした。
ビックカメラに行く前にセゾンの地下食品売り場を覗き、目についたブルーチーズのロックホールと小鯛の笹漬けを買った。実にささやかな贅沢であるが、買い物は楽しい。
掛け時計は電波時計を買った。帰宅すると直ぐにセットしてみたが、掛け場所の我が家中央は電波が弱く、自動時間合わせが出来なかった。
今は自動時間合わせ機能は解除して、普通のクオーツ時計にして使っている。購入を検討している人は気をつけたが良い。
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