不親切なエレベーターのボタン表示。2006年6月12日
今日は母の眼科と皮膚科の診察。東京北社会保険病院は高台にあり、桜並木通りからエレベーターで敷地へ上る。エレベーターの押しボタンは1とRの区分で、大抵の人はどちらを押すべきか悩む。上、下、としておけば問題がないものを、不親切なことだ。
私たちが到着すると、止まっているエレベーターにおばあさんの先客いた。彼女は1かRかどちらのボタンを押せば良いのか迷っていた。おばあさんに代わってRを押すと彼女は嬉しそうに会釈をした。そして「最近のエレベターは色々と厭ですね」と言った。どうやらシンドラー社のことを言っているようだ。
先日テレビ報道を見ていて、シンドラー社のエレベーターの扉の地模様に見覚えがあった。最近、母の介護保険のことで、赤羽の区施設を幾度も訪ねた。高齢相談係は施設4Fでエレベーターを利用するのだが動きがおかしくガタガタ音がしたり、扉が乗り終わらない内に閉まったりする。それで、厭な印象が残っていた。また、近いうちに施設を訪ねるが、その時は階段を上るつもりだ。
ところで、病院のエレベーターは何処の社なのか、帰りに確かめようと思っていたが、忘れてしまった。建て主の社会保険庁は贅沢好きだったから、多分国産だと思う。
母の耳の潰瘍はほぼ治っていた。眼科、緑内障の眼圧も安定している。来月の母の眼科診察は、一緒に私の目の定期検診も予約しておいた。
10時前に病院を出て、赤羽台団地を抜け、駅へ大坂を下った。この坂を通るのは2年ぶりで、その間に途中にあった古い建物が瀟洒なビルに建て変わっていた。
何となく赤羽駅高架下のスターバックスに寄りカプチーノを頼んだ。コーヒー好きの母もカプチーノは好物である。カプチーノの泡にはシナモンとナツメグをたっぷりかけた。私は底に溜まったシナモンを最後に飲むのが楽しい。
ほんの少し診察の結果が良かっただけなのだが、母も私も伸びやかなコーヒータイムになった。
午後は川向こうの生協浮間診療所で内科の診察に出た。診察と言っても自己申告に近いので、悪い診断結果は出ない。母のケースでは悪い所を見つけることは不要で、ただ気持ちを明るくしてもらえれば良い。
今は夜9時半、オーストリア日本戦を待っているが、私は入れ込む方なので、見ているだけで疲れてしまう。だから、テレビを見ようか止めておこうか悩んでいる。多分、我慢しきれなくなって点けてしまいそうだが・・・
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