雨上がりの澄み切った風景に海辺の街を感じる。2006年6月17日
午前中は母のペインクリニック。
朝、起き抜けの母は気分が優れず憂鬱な顔。雨だから病院は明日にしたいと訴える。昨夜から降り止まぬ雨が気を重くしているようだ。自然公園行きなら、大雨でも雪でも平気なのだが、病院は別のようだ。
朝食を早く済ませて、かまわず母に雨具を着せ出発した。母は雨がレインハットを打つ感じと外の空気が気持ちよいようで、すぐに気分が晴れた。
浮間橋を渡り、埼京線高架下沿いに行くと、高架下の空き地に赤いガラス玉のような果実が鈴なりに実っていた。食用になるスグリである。誰かが種をまいたのだろう。帰り、雨が止んでいたら写真に撮ることにした。
整形外科は空いていて直ぐに治療に入った。老人は雨が苦手なので、休む人が多いようだ。母の治療は1時間近くかかる。今日は、キーボードのブラインドタッチの練習をしながら待つことにした。配列は覚えたが、スムーズに指が動かない。強引に慣れる他ない。
診察室から患者と医師のやり取りが聞こえた。患者は貧血が重く、採血検査を指示されていた。そう言えば、知人のMさんが、貧血で入院している。貧血だけなら良いが、原因にガンも考えられ、心配である。
帰りにライフでアサリと舞茸を買って11時前に帰宅した。
お昼はアサリの味噌汁、九州から届いたエソの蒲鉾の大根おろし和え、カブとキュウリの浅漬け、昨日作ったオカラの残り。舞茸は少し水を加え電子レンジで3分間加熱するとカップ一杯程のエキスが取れる。それは免疫力強化のため母に飲ませ、残った舞茸はダシをかけて私が食べた。
午後、雨がやんだので床屋さんへ出かけた。玄関を開けると、下の新河岸川に上流の草木の残骸が流れて行くのが見えた。地平線には薄らと青空が見える。その雨上がりの澄み切った風景に私は海辺の街を感じる。海辺は埃が少なく、いつも雨上がりのように空気が澄み切っていた。
床屋さんは混んいて、小1時間待たされた。5時頃、散髪が終わり、それから駅前へ買い物へ回った。6時頃、帰り着いた頃は汗びっしょりになってしまった。
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