迷子の亀を捕まえて、浦島太郎みたいに亀池に放った。2006年7月15日
今日から夏服に変えた。と書くと何を今更と言われそうだ。実際はGパンをチノパンへ、ズボンへ入れていたワイシャツの裾を外へ出しただけである。それだけでも随分涼しい。今日の37度に迫る猛暑も苦にならない。これは冷房がない家に住んでいるおかげだ。
自然公園の老人達は昨日より更に減った。母は顔馴染みに会えないので寂しそうだ。秋になって再会出来るのは少数で、大半はそれっきりになる。
土曜日なので併設の運動場へ大勢のサッカー少年達が来ていた。いつもは、母がトイレを使った後に椎の木陰で休むのだが、既に子供達に占領されている。木陰はいつも風が抜けて心地良いのだが、にぎやか過ぎて落ち着かず早々に退散した。
猛暑がやって来たのに母は不思議な程元気である。母はいつものように古民家の庭先で輪投げをした。その後、買い物があるので古民家の休息は早めに切り上げ、駅前へ急いだ。
赤羽台団地から弁天通へ古い旧坂を下る。下り切った炎天の路傍を30センチ程の赤耳亀が歩いていた。すぐ近くに亀池弁天があり、池に沢山の亀がいる。しかし、池の淵は切り立っていて、そこの亀が脱走して来たとは思えない。誰か捨てて行ったのだろう。そのまま見過ごしは出来ないので、捕まえて亀池へ放った。浦島太郎みたいに良い事があれば嬉しい。
母は元気とは言え、今日の暑さは厳しい。急いで駅前へ出てイトーヨーカ堂へ入った。冷房が効いていて母も私も生き返った。地下食品売り場でご飯へ炊き込むアマランサスとダッタンソバを買った。それから駅向こうの商店街へ行き、冬瓜と株、日本酒とワインを買った。その後、高架下の商店街で芝エビとカレイを買った。
芝えびとカレイは煮付けにした。芝えびは久しぶりで美味かった。子供の頃は、芝エビは大変安く、母はいつも大鍋一杯煮付けて、大勢の兄姉達とたらふく食べた。その頃の味をふと思い出した。
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